dse client-tool alwayson-sql
外部クライアントをDataStax Enterpriseノードに接続し、AlwaysOn SQLに関連する操作を実行します。
spark-alwayson-sql.conf
AlwaysOn SQLを使用する場合のspark-alwayson-sql.confファイルのデフォルトの場所:パッケージ・インストール | /etc/dse/spark/spark-alwayson-sql.conf |
tarボール・インストール | installation_location/resources/spark/conf/spark-alwayson-sql.conf |
dse.yaml
dse.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。パッケージ・インストール | /etc/dse/dse.yaml |
tarボール・インストール | installation_location/resources/dse/conf/dse.yaml |
AlwaysOn SQLに関連する操作を実行します。
構文
dse client-tool connection_options alwayson-sql
(status | stop | start | restart | reconfig)
構文規則 | 説明 |
---|---|
大文字 | リテラル・キーワード。 |
小文字 | リテラル以外。 |
Italics |
変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。 |
[ ] |
任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。 |
( ) |
グループ。丸かっこ(( ) )は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。 |
| |
または。縦棒(| )で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。 |
... |
繰り返し可能。省略記号(... )は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。 |
'Literal string' |
単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。 |
{ key:value } |
マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。 |
<datatype1,datatype2> |
セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< > )で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。 |
cql_statement; |
CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。 |
[ -- ] |
コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(-- )で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。 |
' <schema> ...</schema> ' |
検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。 |
@xml_entity='xml_entity_type' |
検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。 |
- status
- データ・センターのAlwaysOn SQLサービスのステータスを取得します。
--dc datacenter name
オプションを使用して、指定されたデータ・センターのステータスを取得します。返されるステータスは、次のいずれかです。
RUNNING
:サーバーが実行中で、クライアントの要求を受け入れる準備が整っています。STOPPED_AUTO_RESTART
:サーバーは起動されていますが、クライアントの要求を受け入れる準備はまだできていません。STOPPED_MANUAL_RESTART
:stop
またはrestart
コマンドによってサーバーが停止されました。サーバーにrestart
コマンドが発行され、 サーバーを再び起動すると、ステータスがSTOPPED_AUTO_RESTART
に変わります。STARTING
:サーバーは実際に起動していますが、クライアントの要求を受け入れる準備はまだできていません。
- stop
- AlwaysOn SQLサービスを手動で停止します。
--dc datacenter name
オプションを使用して、指定されたデータ・センターでサービスを手動で停止します。 - start
- AlwaysOn SQLサービスを手動で開始します。
--dc datacenter name
オプションを使用して、指定されたデータ・センターでサービスを手動で開始します。サービスが有効になっている場合、そのサービスは自動的に開始されます。 - restart
- 実行中のAlwaysOn SQLサービスを手動で再開します。
--dc datacenter name
オプションを使用して、指定されたデータ・センターでサービスを手動で再開します。 - reconfig
- AlwaysOn SQLサービスを手動で再構成します。
--dc datacenter name
オプションを使用して、指定されたデータ・センターでサービスを手動で再構成します。このコマンドを実行すると、構成オプションを再度読み取るようにサービスに指示します。alwayson_sql_options
セクション(dse.yaml内)には、「AlwaysOn SQLオプション」で詳しく説明しているように、ポート、タイムアウト値、ログの場所、およびその他のSparkまたはHiveの構成設定が含まれています。その他の構成オプションはspark-alwayson-sql.confにあります。
例
実行中のサービスを停止する:
dse client-tool alwayson-sql stop
特定のデータ・センターでサービスを開始する:
dse client-tool alwayson-sql --dc dc-west start
サービスを強制的に停止する:
dse client-tool alwayson-sql stop
実行中のサービスの構成オプションを再度読み取る
dse client-tool alwayson-sql reconfig