sstableloader

一連のSSTableデータ・ファイルを稼働中のクラスターにストリーミングします。

cassandra.yaml

cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/dse/cassandra/cassandra.yaml
tarボール・インストール installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml

一連のSSTableデータ・ファイルをsstable_directoryから稼働中のクラスターにストリーミングします。目標のキースペースとテーブルはsstable_directoryの親ディレクトリです。

たとえば、Standard1-g-1-Data.dbという名前のSSTableをKeyspace1/Standard1に読み込むには、ファイルStandard1-g-1-Data.dbとファイルStandard1-g-1-Index.db/path/to/Keyspace1/Standard1/というディレクトリー内に存在する必要があります。

構文

sstableloader 
[-alg algorithm] [-ap authentication_provider]
[-ciphers cipher_suite] [-cph num_connections_per_host
[-d initial_host] [-df dse.yaml_path] 
[-f cassandra.yaml_path] [-h] 
[-i node] [-idct throttle_speed] 
[-ks keystore_path] [-kspw keystore_password] 
[--no-progress] [-p native_transport_port]
[-prtcl SSL_protocol] [pw password] 
[-sp storage_port] [-ssp ssl_storage_port] [-st store_type] 
[-t throttle_speed] [-ts truststore_path] [-tspw truststore_password] 
[-u username] [-v]
sstable_directory
1. 凡例
構文規則 説明
大文字 リテラル・キーワード。
小文字 リテラル以外。
Italics 変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。
[ ] 任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。
( ) グループ。丸かっこ(( ))は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。
| または。縦棒(|)で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。
... 繰り返し可能。省略記号(...)は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。
'Literal string' 単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。
{ key:value } マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。
<datatype1,datatype2> セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< >)で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。
cql_statement; CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。
[ -- ] コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(--)で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。
' <schema> ...</schema> ' 検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。
@xml_entity='xml_entity_type' 検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。

定義

短い形式と長い形式のパラメーターはカンマで区切られています。

コマンド引数

-alg,--ssl-alg algorithm
クライアントSSLアルゴリズム。デフォルト:SunX509。
-ap,--auth-provider authentication_provider
カスタム認証プロバイダーのクラス名。この認証プロバイダーがプレーン・テキスト認証情報をサポートしている場合は、-u usernameおよび-pw passwordと組み合わせることができます。
-ciphers, --ssl-ciphers cipher-suite
クライアントSSL暗号化スイートのコンマ区切りリスト。
-cph,--connections-per-host num_connections_per_host
ホストごとの同時接続の数。
-d, --nodes initial_host
必須。初期のリング情報を得るために接続するホストの、カンマで区切られたリスト。
-df, --dse-conf-path dse_yaml_path
dse.yamlファイルパス。
-f, --conf-path cassandra_yaml_path
cassandra.yaml構成ファイルのファイルパス。これは、 起動時に読み込まれたcassandra.yaml ファイルで設定された以下の暗号化オプションのみをオーバーライドします。
-h, --help
コマンドの使用状況およびリストを表示します。
-i, --ignore node
無視されるノードのカンマ区切りリスト。
-idct, --inter-dc-throttle throttle_speed
データ・センター間のスロットル速度(メガビット/秒)。デフォルト:unlimited。
-ks,--keystore keystore_path
クライアントとノード間のSSL暗号化のキーストアのファイルパス。cassandra.yamlclient_encryption_optionsをオーバーライドします。
-kspw,--keystore-password keystore_password
クライアントSSLキーストアのパスワード。cassandra.yamlclient_encryption_optionsをオーバーライドします。
--no-progress
進行状況を表示しません。
-p, --port native_transport_port
ネイティブ接続用のポート。デフォルト:9042。
-prtcl,--ssl-protocol SSL_protocol
クライアントSSL接続プロトコル。cassandra.yamlserver_encryption_optionsをオーバーライドします。デフォルト:TLS。
-pw,--password password
Cassandraの認証パスワード。
-sp, --storage-port storage_port
ノード間通信用のポート。デフォルト:7000。
-ssp, --ssl-storage-port ssl_storage_port
TLSノード間通信用のポート。デフォルト:7001。
sstable_directory
SSTableデータ・ディレクトリーの絶対パス。 cassandra.yamldata_file_directoriesプロパティは、デフォルトのディレクトリーを定義します。
-st, --store-type store_type
クライアントSSLストア・タイプ。
-t, --throttle throttle_speed
スロットル速度(メガビット/秒)。デフォルト:unlimited。
-ts,--truststore truststore_path
トラストストアのクライアントSSLファイルパス。
-tspw,--truststore-password truststore_password
クライアントSSLトラストストアのパスワード。
-u,--username username
Cassandraの認証ユーザー名。
-v,--verbose
詳細出力。

パッケージ・インストール

sstableloader -d 110.82.155.1 /var/lib/cassandra/data/cycling/cyclist_name-9e516080f30811e689e40725f37c761d/snapshots/1527686840030

tarボール・インストール

dse-6.7.0/bin/sstableloader -d 110.82.157.1 /var/lib/cassandra/data/cycling/cyclist_name-9e516080f30811e689e40725f37c761d/snapshots/1527686840030