リレーショナル・データベースからDSE Graphへの移行
リレーショナル・データベースからDSE Graphへの移行で考慮すべき要素。
リレーショナル・データベースからDSE Graphへの移行では、リレーショナル・テーブル内でデータがどのように格納されているかを分析する必要があります。以下の要素を考慮してください。
- リレーショナル・テーブルは、頂点またはエッジのいずれかを表現できます。リレーショナル・テーブルに独立したプライマリ・キーがある場合、データはDSE Graphの頂点として格納されます。リレーショナル・テーブルが結合テーブルの場合、データはDSE Graphのエッジとして格納されます。
- 外部キーではないリレーショナル・テーブルのカラムは、DSE Graphにプロパティ・キーとして格納されます。
- リレーショナル・テーブル内の外部キーは関係を示します。DSE Graphの頂点とエッジの関係を探索するために参照する外部キーの使用を決定します。
Graphのデータ・モデルを構築する場合は、リレーショナル・データベースの実体関係(ER)図から始めるとよいでしょう。ER図には、頂点ラベルとなる実体、プロパティ・キーを表す実体属性、およびDSE Graphでエッジとなる関係が示されます。