DebianまたはUbuntuシステムでのOracle JREまたはJDKのインストール

DebianベースのシステムでOracle JDKをインストールするための手順。

重要: Oracle JRE/JDK 8はサポートされていますが、DataStaxでは、OpenJDK 8でさらに広範なテストを実施しています。この変更は、Oracle JRE/JDK 8の公開更新が終了したためです。
Oracle Java SE 8 JREまたはJDKの最新バージョンを使用するようにシステムを構成してください。サポートされている最小バージョンは1.8u151です。Java 9以降はサポートされません。
注: JDKは操作のサポートとトラブルシューティングのために、多くのクラスとツールを提供しています。
Oracle Java Platform, Standard Edition(JREまたはJDK)はUbuntuの公式なソフトウェア・リポジトリから削除され、バイナリー(.bin)バージョンのみが提供されています。JREまたはJDKはJava SE Downloadsから入手できます。

  1. Javaがインストールされているか確認してください。
    java -version
    Oracle Javaを使用している場合、結果は以下のようになります。
    java version "1.8.0_181"
    Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_181-b13)
    Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.181-b13, mixed mode)
  2. Oracle Javaをインストールするには、Oracle Java SE Downloadsにアクセスし、ライセンス契約に同意して、ディストリビューション用のインストーラーをダウンロードします。
    注: Oracle Javaをクラウド環境にインストールする場合は、ライセンス契約に同意し、ローカル・クライアントにインストーラーをダウンロードします。その後、scp(安全なコピー)を使用してファイルをクラウド・マシンに転送します。
  3. JDKのディレクトリーを作成します。
    sudo mkdir -p /usr/lib/jvm
  4. tarボールを解凍してJREまたはJDKをインストールします。例を以下に示します。
    sudo tar zxvf jdk-8u65-linux-x64.tar.gz -C /usr/lib/jvm

    JDKファイルは/usr/lib/jvm/jdk-8u_versionという名前のディレクトリーにインストールされます。

  5. 新しいJavaバージョンを利用できることをシステムに伝えます。
    sudo update-alternatives --install "/usr/bin/java" "java" "/usr/lib/jvm/jdk1.8.0_version/bin/java" 1

    手動で削除した以前のバージョンから更新する場合、このコマンドを1回目に実行したときはエラー・メッセージが表示されるため、2回実行することが必要になる場合があります。

  6. 以下のコマンドを使用して、新しいJDKをデフォルトとして設定します。
    sudo update-alternatives --config java
  7. システムが正しいJREまたはJDKを使用していることを確認します。
    java -version
    java version "1.8.0_181"
    Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_181-b13)
    Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.181-b13, mixed mode)