Yumを使用した、RHELベースのシステムでのDataStax Enterprise 6.7のインストール

RHELベースのシステムでYumリポジトリを使用してDataStax Enterprise 6.7をインストールするための手順。rootパーミッションが必要です。

RHELベースのシステムでYumを使用してDataStax Enterprise(DSE)6.7をインストールするための手順。

SUSE上でインストールするには、バイナリーtarボール・インストールを使用します。

DSEのインストールに関して知っておくべきいくつかの事項:

  • DataStax Enterprise 6.7の最新バージョンは6.7.6です。
  • パッケージ(YumまたはAPT)からインストールした場合、DataStax Enterpriseはサービスとして実行されます。サービスの初期化スクリプトは、/etc/init.d/dseにあります。実行レベルは、パッケージで設定されていません。
  • この手順では、DSE 6.7とDataStaxエージェントをインストールします。OpsCenterDataStax StudioGraph Loader、またはDataStax Bulk Loaderはインストールされません。
  • OpsCenterからDSE 6.7に接続する場合はバージョンOpsCenter 6.7を使用してください。これ以前のバージョンはサポートされていません。「DSEとのDataStax OpsCenterの互換性」を参照してください。
警告: DSEがインストールされると、データベース内にcassandraユーザーが作成されます。プロダクション環境ではcassandraユーザーを使用しないでください。そうしない場合は、セキュリティ上のリスクがあります。「superuserログインの追加」を参照してください。

始める前に

注: Javaの管理の詳細については、「混在ワークロード・クラスター」を参照してください。Javaベンダーの選択の詳細については、「Javaベンダーを選択」を参照してください。

実稼働環境での推奨設定」も参照してください。

手順

重要: エンド・ユーザー・ライセンス契約(EULA).このDataStax製品をダウンロードすることにより、お客様はEULAの条項に同意するものとします。

ターミナル・ウィンドウで、以下の手順を実行します。

  1. 必要なバージョンのJavaがインストールされていることを確認します。
    java -version
    注: DataStaxでは、Technology Compatibility Kit(TCK)認定OpenJDKバージョン8の最新ビルドをお勧めしています。
    OpenJDKを使用している場合、結果は以下のようになります。
    openjdk version "1.8.0_171"
    OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_171-8u171-b11-0ubuntu0.16.04.1-b11)
    OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.171-b11, mixed mode)
    Oracle Javaを使用している場合、結果は以下のようになります。
    java version "1.8.0_181"
    Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_181-b13)
    Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.181-b13, mixed mode)

    OpenJDK 8またはOracle Java 8以外の場合は、「支援ソフトウェアのDataStax Enterprise 6.7へのインストール」を参照してください。

  2. libaioパッケージをインストールします。例を次に示します。
    sudo yum install libaio
  3. DataStax Yumリポジトリを/etc/yum.repos.d/datastax.repoという名前のファイルに追加します。
    注: GPGシグネチャー・チェックを実行するようにgpgcheck=1を設定します。
    [datastax] 
    name = DataStax Repo for DataStax Enterprise
    baseurl=https://rpm.datastax.com/enterprise/
    enabled=1
    gpgcheck=0
  4. シグネチャーの確認を有効にしている場合は(gpgcheck = 1)、DataStax Enterpriseリポジトリ・キーをインポートします。
    sudo rpm --import https://rpm.datastax.com/rpm/repo_key 
  5. DataStax Enterpriseパッケージをインストールします。
    • 最新バージョン(6.7.6)をインストールします。
      sudo yum install dse-full
    • 以前の6.7.xバージョンをインストールします。
      注: 使用可能な6.7.xバージョンを表示するには、『リリース・ノート』を参照してください。
      sudo yum install dse-full-version_number-1
      例を次に示します。
      sudo yum install dse-full-6.7.0-1
    • 任意:デモをインストールします。
      重要: DSEデモのインストールは、実稼働環境では推奨しません。チュートリアルを実行するため、開発環境でのみデモをインストールしてください。
      sudo yum install dse-demos
    DataStax Enterpriseは、追加の構成を開始できる状態です。「次のタスク」を参照してください。
  6. オプション: 単一ノード・クラスターでのインストールのみ:
    1. DataStax Enterpriseを起動します。
      sudo service dse start
    2. DataStax Enterpriseが実行中であることを確認します。
      nodetool status
      Datacenter: Cassandra
      =====================
      Status=Up/Down
      |/ State=Normal/Leaving/Joining/Moving
      --  Address    Load       Tokens  Owns    Host ID                               Rack
      UN  127.0.0.1  82.43 KB   128     ?       40725dc8-7843-43ae-9c98-7c532b1f517e  rack1

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