ノードの追加

データ・センターにノードを追加してLifecycle Managerからインストール・ジョブや構成ジョブを管理します。

データ・センターにノードを追加してLifecycle Managerからインストール・ジョブや構成ジョブを管理します。

注: Lifecycle Managerは現在、DataStax Enterprise Multi-Instanceノード(「高密度ノード」とも呼ばれる)の管理をサポートしていません。

始める前に

  • クラスターを追加します。
  • データ・センターを追加します。
  • ノード・レベルで特殊な構成プロファイルが必要な場合は、ノード固有の構成プロファイルを定義します。
  • ノード・レベルでアクセス権と権限を指定するためにSSH認証情報が必要な場合は、その目的のためのSSH認証情報を追加します。
  • ターゲット・ノードにPythonバージョン2.6~2.7がインストールされている必要があります。LCMではPythonのインストールは自動化されません。Pythonがインストールされていない場合、インストール・ジョブは失敗します。
注: リポジトリは、クラスターから継承されます。

手順

  1. Lifecycle Managerのナビゲーション・メニューで[Clusters]をクリックします。
  2. ノードを追加するクラスターとそのデータ・センターを選択します。
  3. [Nodes]ペインの上の[+](プラス記号)をクリックします。
    [Add Node]ダイアログが表示されます。アスタリスク(*)は、必須フィールドを示しています。[Address]フィールドには、値が入力されていない場合に使用されるデフォルト値が表示されます。

  4. 必須: [Name]にノードの名前を入力します。
    ノード名は、データ・センターIDごとに一意である必要があります。
  5. 必須: [SSH IP Address]に値を入力します。
  6. フィールドへの入力とデフォルトのオーバーライドについては、次の表を参考にしてください。
    1. ノードのフィールド
    フィールド 説明
    名前* ノードの名前を入力します。ノード名は、データ・センター内で一意である必要があります。必須。
    ラック ラックの名前を入力します。ラック名を入力しない場合、デフォルトでracknが使用されます。例:rack1。
    SSH IPアドレス* デフォルト:クラスターに指定されたSSH IPアドレス。必須。
    SSH管理ポート データ・センターから値を継承しない場合は、ポート値を入力します。クラスター・レベルのSSHポートのデフォルト値は、22です。
    SSH認証情報 データ・センター・レベルから継承した認証情報をオーバーライドするには、ノード・レベルで適用するSSH認証情報を選択します。
    構成プロファイル ノード・レベルで適用する構成ファイルを選択します。これにより、クラスターまたはデータ・センターから継承した構成プロファイルをオーバーライドできます。デフォルトは、データ・センターの構成プロファイルです。
    リッスン・アドレス デフォルト:SSH IPアドレス。Cassandraノードが他のCassandraノードに接続するためにバインドするIPアドレスまたはホスト名。
    ブロードキャスト・アドレス デフォルト:リッスン・アドレス。ノードがクラスター内の他のノードにコンタクト先として伝えるIPアドレス内のブロードキャスト・アドレス。ブロードキャスト・アドレスを使用すると、パブリック・アドレスとプライベート・アドレスに異なるアドレスを使用できます。たとえば、必ずしもすべてのノードがプライベートIPアドレスを使用して他のノードにアクセスできるとは限らないトポロジー内では、ブロードキャスト・アドレスを使用します。
    RPCアドレス デフォルト:SSH IPアドレス。
    ブロードキャストRPCアドレス デフォルト:RPCアドレス。
    コメント ノードについて任意のコメントを入力できます。
    シード・ノード 以下のシード・ノード・オプションから選択します。
    • [Automatically choose]:(デフォルト)Lifecycle Managerでシード・ノードが自動的に選択されます。LCMにより、各データ・センター内のラックごとに1つのノードが指定されるか、または定義されているラックが1つの場合はデータ・センターごとに2つのシードが指定されます。
    • [Make this a seed node]:クラスターに結合する新しいノードをブートストラップするためにゴシップで使用されるシード・ノードにこのノードを指定する場合にこのオプションを選択します。
      警告: 既にLCMで結合されている(つまりインストール・ジョブが実行されている)ノードを既存のデータ・センターに追加すると、ツールヒントに次の警告が表示されます。「新しく追加したノードがシードとしてリストされている場合、ブートストラップは失敗し、そのノードで直ちにリペアを実行する必要があります。クラスターに対してノードをブートストラップしてから、ノードをシードに指定することをお勧めします。」
    • [Do not make this a seed node]:シード・ノードの指定からこのノードを明示的に除外する場合、このオプションを選択します。

    ノードを追加した後、ジョブを実行する前は、[Node Details]にはシード・ノードではないことを示すステータスが表示されます。シード・ノードの実際のステータスは、インストール・ジョブが実行されるまで表示されません。

    注: ベスト・プラクティスとしては、データ・センターごとに複数(2つが理想的)のシード・ノードを指定することが推奨されますが、すべてのノートをシード・ノードに指定することは避けてください。「ノード間のコミュニケーション(ゴシップ)」をお読みください。
  7. [Save]をクリックします。
    新しく追加したノードが[Clusters]ページの[Nodes]ペインに表示されます。クラスター・モデル・ペインの横の詳細情報の領域に[Node Details]が表示されます。

次のタスク

  1. 完了するまでデータ・センターに引き続きノードを追加します。この手順を繰り返します。
  2. インストール・ジョブを実行します。