構成に関する既知の問題と制限事項
以下の項目は、Lifecycle Manager(LCM)でDataStax Enterpriseクラスターを構成する際に発生する可能性のある既知の一般的な問題です。可能な限り、回避策も記載されています。
DSE構成値の暗号化
現在、Lifecycle ManagerにはDSE構成の暗号化との互換性はありません。DSE構成の暗号化が有効な場合、LCMにクラスターをインポートする前に無効にする必要があります。同様に、構成プロファイルの機密フィールドは格納時に暗号化されず、API応答で構成プロファイルの読み取りパーミッションのあるクライアントに返されます。構成プロファイルに関するこの動作は、暗号化され、APIクライアントに返されない機密フィールドに含まれているSSH認証情報、リポジトリ、クラスターなど、他のモデルで格納されている機密フィールドとは対象的です。
DSE Graphのプロパティ(DSE 5.0.1以降のみ)
LCMの[Config Profile]で構成可能なdse.yamlのDSE Graph構成。dse.yaml内のすべてのGraphプロパティは、gremlin_server.serializers
とgremlin_server.scriptEngines
を除き、LCM UIで管理できます。LCMを使用している場合にこれらのプロパティをカスタマイズするには、LCM APIを利用して変更してください。その後でLCM UIを使用して構成プロファイルを変更しても、APIで設定したプロパティが維持されます。