構成プロファイルの追加

DataStax Enterpriseクラスターの構成を定義する構成プロファイルを追加します。構成プロファイルは、サポートされているDataStax Enterpriseのどのバージョンをインストール、構成、および管理するかをLifecycle Managerに指示します。

DataStax Enterpriseクラスターの構成を定義する構成プロファイルを追加します。構成プロファイルは、サポートされているDataStax Enterpriseのどのバージョンをインストール、構成、および管理するかをLifecycle Managerに指示します。DSEバージョン4.7以降がサポートされています。
注: クラスターにインストールされているDataStax Enterpriseのバージョンを手動でアップグレードする場合、インストールされているDSEの実際のバージョンを反映している新しい構成プロファイルを追加し、必要に応じて新しいプロファイルを使用するようにクラスター、データ・センター、およびノードを更新する必要があります。異なるバージョン間で設定が失われることを防ぐため、構成プロファイルを保存した後は、DSEバージョンを編集できません。インストールされているDSEバージョンが、クラスター、データ・センター、またはノードに関連付けられた構成プロファイルで指定されているバージョンと一致しない場合、LCMジョブは失敗します。DSEの自動アップグレードは現在Lifecycle Managerでサポートされていません。
注: Lifecycle Managerのデータ(クラスターのトポロジー・モデル、構成プロファイル、認証情報、リポジトリ、ジョブ履歴など)はlcm.dbデータベースに格納されています。lcm.dbデータベースのバックアップは、組織の責任で行ってください。さらに、lcm.dbをミラーリングするようにフェイルオーバーも構成する必要があります。

lcm.db

Lifecycle Managerデータベースlcm.dbの場所は、インストールのタイプによって異なります。

  • パッケージ・インストール:/var/lib/opscenter/lcm.db
  • tarボール・インストール:install_location/lcm.db
注: Lifecycle Managerのデータ(クラスターのトポロジー・モデル、構成プロファイル、認証情報、リポジトリ、ジョブ履歴など)はlcm.dbデータベースに格納されています。データベースのバックアップはそれぞれの組織で行ってください。さらに、lcm.dbをミラーリングするようにフェイルオーバーも構成する必要があります。

手順

  1. Lifecycle Managerのナビゲーション・メニューで[Config Profiles] > [Add Config Profile]をクリックします。
    [Config Profiles]ページが表示されます。

  2. 必須: [Name]に構成プロファイルの名前を入力します。
  3. 必須: 構成プロファイルに関連付ける、サポートされているバージョンのDataStax Enterprise(4.7以降)を選択します。
    注: 構成プロファイルを保存した後は、DSEバージョンを編集できません。手動でDSEをアップグレードする場合は、新しいDSEバージョンの構成プロファイルを追加する必要があります。必要に応じて構成プロファイルをクラスター、データ・センター、またはノードに適用します。
    ヒント: OpsCenterマシンがインターネットに接続されていない場合は、サポートされているDSEの最新バージョンにアクセスするように定義を手動で更新できます。
    [Config Profile]ペインには、選択したDSEバージョンの構成ファイルとそれらに対応するオプションが表示されます。
  4. オプション: 構成プロファイルに関するコメントを入力します。例を次に示します。「DSE 5 Graph」と入力します。
  5. オプション: デフォルト値をオーバーライドする構成ファイルがある場合は、[Config Profile]ペインでその構成ファイルを選択してその構成オプションにアクセスします。各構成ファイルのデフォルトをオーバーライドするために構成オプションのサブセットを使用できます。デフォルトをオーバーライドしたり設定をカスタマイズしたりせずに[Save]をクリックすると、標準的かつ合理的なデフォルト設定で構成プロファイルが作成されます。構成プロファイルのファイルを引き続き編集し、いつでも構成ジョブを実行できます。
  6. 注: 変更した後で[Config Profiles]ワークスペースから移動する場合、ページを離れることを確認するプロンプトが表示されます。変更内容を破棄して[Config Profiles]ワークスペースから移動するには[OK]をクリックし、変更内容を維持して[Config Profiles]ページにとどまるには、[Cancel]をクリックします。
    構成プロファイルの変更を完了したら、[Save]をクリックします。
    新しく追加した構成プロファイルが[Configuration Profiles]ページにリストされます。各構成プロファイルには[Edit]と[Delete]のオプションがあります。

次のタスク

  • クラスター、データ・センター、またはノードについて必要に応じて構成プロファイルのセクションのカスタマイズを続行します。
  • Javaインストールとアップグレードの自動的なインストールと管理、およびJCEポリシー・ファイルのインストールと管理を行うためにJavaセットアップを構成します(推奨)。
  • パッケージ・ダウロードをキャッシュして処理を早めるため(推奨)、DataStax Enterpriseをインターネットから分離してオフラインにするため、あるいはその両方を行うためにパッケージ・プロキシを構成します。
  • 新しく追加した構成プロファイルを選択し、[Clusters]ワークスペース内の適切なクラスター、データ・センター、またはノードに割り当てます。クラスターデータ・センター、またはノードを編集し、構成プロファイルを選択します。
  • 構成プロファイルをそのターゲットに伝播するため、構成ジョブを実行します。