インストール・ジョブと構成ジョブの実行の概要
ジョブは、Lifecycle Managerの[Clusters]ワークスペースから起動します。インストール・ジョブ、構成ジョブ、インポート・ジョブの監視は、Lifecycle Managerの[Jobs]ワークスペースで行います。
ジョブは、Lifecycle Managerの[Clusters]ワークスペースから起動します。インストール・ジョブ、構成ジョブ、インポート・ジョブの監視は、Lifecycle Managerの[Jobs]ワークスペースで行います。
Lifecycle Managerでは、さまざまなクラスターのジョブが同時に実行されます。ただし、同じクラスターのジョブはシーケンシャルに実行され、他のインストール・ジョブや構成ジョブの実行中は「保留中」状態になります。
- インストール・ジョブ:インストール・ジョブは、既に起動されているインスタンスに対してDataStax Enterpriseバージョン4.7以降のダウンロード、インストール、構成を行います。LCMは、既に完了している作業を効率よくスキップします。たとえば、正しいバージョンのDSEがターゲット・ノードに既にインストールされている場合、DSEは再度ダウンロードされませんが、構成ステップは必要に応じて実行されます。DSEパッケージが既にインストールされているが、インストール・ジョブに指定されているバージョンとは異なる場合、インストール・ジョブは失敗します。インストール・ジョブはべき等操作であり、安全に再実行でき、クラスターは指定された構成に従って引き続き確実に動作します。何らかの一時的な理由でジョブが失敗した場合、そのジョブを再実行でき、残りの処理はLCMによって効率よく完了されます。プロビジョニングの試行が失敗した後は、LCMを使用してOpsCenterのプロビジョニングを行う前に、影響を受けるノードからDataStax Enterpriseパッケージのすべてのトレースを手動で削除する必要がありました。 注: プッシュされた構成プロファイルに関連付けられているDataStax Enterpriseのバージョンがインストールされているバージョンと異なる場合、ジョブは失敗します。DataStax Enterpriseのバージョンのアップグレードまたはダウングレードは、Lifecycle Managerではサポートされていません。
- 構成ジョブ:構成ジョブは、関連付けられた構成プロファイルを指定されたノードにプッシュして、クラスターを再起動します。インストール・ジョブは、インストールに加えて構成ジョブも実行します。
Lifecycle Managerによってインストール・ジョブ中にクラスターが正常に作成されると、クラスターを監視および管理するため[OpsCenter]ワークスペースにそのクラスターが自動的に追加されます。
DSEインストールに関するサポートされているOSプラットフォームのチェック
OpsCenterバージョン6.1.3以降では、インストールするDSEのバージョンについてサポートされているOSプラットフォームのチェックが自動的に実行されます。チェックの合否はログに記録され、ジョブの詳細にドリル・ダウンして確認できます。
OSプラットフォーム・チェックを自己責任で無効にするには、OpsCenter構成ファイルopscenterd.confの[lifecycle_manager]
セクションでdisable_platform_check
オプションをTrue
に設定します。
opscenterd.conf
opscenterd.confファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
- パッケージ・インストール:/etc/opscenter/opscenterd.conf
- tarボール・インストール:install_location/conf/opscenterd.conf