DataStaxエージェントJVMの構成
DataStaxエージェントJVMのJVMパラメーターを構成します。
DataStaxエージェントJVMはノードの使用量を最小限に抑え、ほとんどの環境で追加構成なしで簡単に使用できるように設計されています。
エージェントのJVMプロパティは、datastax-agent-env.shで構成します。
エージェントのヒープ・サイズ
ほとんどの環境で、DataStaxエージェントは非常に小さいヒープしか必要としません。出荷時のエージェントのデフォルトのヒープ・サイズは最大128Mです。エージェントで発生するメモリーの問題の最も一般的な原因は、クラスターのテーブル数が多いことにあります。クラスターのテーブルが増えるごとに、収集されるメトリクスの数が増え、バックアップなどのクラスター操作で収集されるメタデータのサイズも大きくなります。クラスターのテーブル数が100を超えると、エージェントの最大ヒープ・サイズに更新する必要がある場合があります。エージェントでOutOfMemoryの問題が発生している場合、datastax-agent-env.shの-Xmx
プロパティを512(-Xmx512M
)に変更してみてください。OutOfMemoryの問題が解決されない場合は、ヒープ・サイズを-Xmx1024M
に増やしてみてください。それでも問題が解決されない場合は、DataStaxサポートにご連絡いただければ、お使いの環境のヒープ・サイズをさらに増やす必要があるか、エージェントに問題があるかを判断させていただきます。
datastax-agent-env.sh
DataStaxエージェント環境のシェル・スクリプトdatastax-agent-env.shのデフォルトの場所は、インストールのタイプによって異なります。
- パッケージ・インストール:/etc/datastax-agent/datastax-agent-env.sh
- tarボール・インストール:install_location/agent/conf/datastax-agent-env.sh