JAAS構成ファイルの場所の設定

.dsercファイルまたは環境変数を使用して、構成ファイルに場所を設定します。

.dsercファイルまたは環境変数を使用して、構成ファイルに場所を設定します。

DataStax RCファイルの使用

パスワードを入力せずにKerberos認証情報を取得するには、.dsercファイルに次のパラメーターを定義します。
sasl_protocol=principal_name
login_config=file_name
sasl_protocol
ユーザーprincipal_nameに設定します。たとえば、dse_admin@EXAMPLE.COMなどです。
login_config

file_nameをJAAS構成ファイルの絶対パスに設定します。「keytabファイルを使用したKerberos資格の提供」または「チケット・キャッシュを使用したKerberos資格の提供」を参照してください。

Kerberosトークン変数

Kerberosを使用する場合は、環境変数DSE_TOKENを使用して、デリゲーション・トークンを指定します。
export DSE_TOKEN=delegation_token

DSE FS Kerberos変数

dse fsコマンドを使用する場合は、DSEFS_SHELL_OPTS環境変数を使用して、ログイン・ファイルへのパスを指定します。
DSEFS_SHELL_OPTS="-Djava.security.auth.login.config=file_name"

file_nameをJAAS構成ファイルの絶対パスに設定します。「keytabファイルを使用したKerberos資格の提供」または「チケット・キャッシュを使用したKerberos資格の提供」を参照してください。

Sparkジョブ変数

Kerberosチケットではなく、JAASを使用している場合、JAAS構成ファイルを作成する必要があります。このファイルのデフォルトの場所は、$USER_HOME/.java.login.configです。JAAS構成ファイルが別の場所にある場合、java.security.auth.login.configオプションをファイルの場所に設定して、その場所を指定する必要があります。

たとえば、ジョブを送信するため環境変数にjava.security.auth.login.configを設定するには、JAAS構成ファイルを指すようにSPARK_SUBMIT_OPTS環境変数を設定します。

export SPARK_SUBMIT_OPTS='-Djava.security.auth.login.config=/path/jaas.config'