MBean検索デモ

MBeanを使用した検索デモのパフォーマンスの評価。

MBeanを使用して検索デモのパフォーマンスを評価します。

手順

  1. LinuxでMBeanを使用するための手順を完了し、パフォーマンスに関する情報を取得します。
  2. demosディレクトリーに切り替えます。
    demosディレクトリーの場所は、インストールのタイプによって異なります。
    • パッケージ・インストール:/usr/share/dse/demos
    • tarボール・インストール:installation_location/demos
  3. demos/solr_stressを現在のディレクトリーにします。
  4. 以下のスクリプトを実行してスキーマを作成します。
    pushd resources/schema &&
     ./create-schema.sh
    ここで、スクリプトのオプションは以下のとおりです。
    CQLテーブルの作成オプション
    --ssl SSLを使用してcqlshでテーブルを作成する
    Solr HTTPのオプション
    -e CA_CERT_FILE HTTPSと指定されたCA証明書を使用する
    -E CLIENT_CERT_FILE 指定されたクライアント証明書を使用する
    -h HOST Solr HTTP要求のホスト名またはIP
    -a Kerberosを有効にする
    -u USERNAME Kerberosのユーザー名
    -p PASSWORD Kerberosのパスワード
    スクリプトによってスキーマが作成され、solrconfig.xmlファイルとschema.xmlファイルが以下の場所に送信されます。
    • http://localhost:8983/solr/resource/demo.solr/solrconfig.xml
    • http://localhost:8983/solr/resource/demo.solr/schema.xml
    次に、以下の場所に送信することで検索インデックスが作成されます。
    • http://localhost:8983/solr/admin/cores?action=CREATE&name=demo.solr
    スクリプトのデフォルトをオーバーライドするには、コマンドライン・パラメーターを指定します。
    -x schemafile.xml -t tableCreationFile.cql -r solrCofgFile.xml -k solrCore
  5. 以下のスクリプトを実行してベンチマークを実行します。
    ./run-benchmark.sh [--clients=clients_count] [--loops=loops_count] [--fetch=fetch_size] [--solrCore=solr_core] [--testData=test_data_file] [--url=url1,url2,url3,...] [--qps=qps] [--stats=true|false] [--seed=seed_value]
    ここで、スクリプトのオプションは以下のとおりです。
    --clients
    作成するクライアント・スレッドの数。
    デフォルト:1
    --loops
    シーケンシャルに実行する場合はコマンド・リストが実行される回数。ランダムに実行する場合は実行するコマンドの数。
    デフォルト:1
    --fetch
    CQLページネーションのフェッチ・サイズ(デフォルトでは無効)。最初のページのみが取得されます。
    --solrCore
    ベンチマークの実行対象となる検索インデックス名。
    --testData
    テスト・データを含むファイルの名前。
    --seed
    ランダム・ジェネレーター・シードの設定値。
    --qps
    1秒あたりのクエリーの最大数。
    --stats
    実行時に統計を収集し、記録された値を含むcsvファイルを作成するかどうかを指定します。
    デフォルト:false
    --url
    ベンチマークの実行対象となるサーバーのコンマ区切りリスト。例を次に示します。--url=http://localhost:8983,http://192.168.10.45:8983,http://192.168.10.46:8983
    デフォルト:http://localhost:8983
    デモにより、demo.solrという名前の検索インデックスが作成され、50,000件のドキュメントのインデックスが作成されます。
    CQLコマンドの例:
    ./run-benchmark.sh --url=http://localhost:8983 --testData=resources/testCqlQuery.txt --solrCore=demo.solr
    ./run-benchmark.sh --url=http://localhost:8983 --testData=resources/testCqlWrite.txt --solrCore=demo.solr

    実行モードとスクリプト・コマンド例については、/demos/solr_stress/README.txtを参照してください。

  6. JConsoleで、[com.datastax.bdp] > [search] > [demo.solr]を展開してMBeanを表示します。
    CommitMetrics MbeanとQueryMetrics MBeanが表示されます。
  7. JConsoleの[Search] > [demo.solr] > [CommitMetrics] > [Operations] > [getLatencyPercentile]で、[p0]テキスト入力ボックスに「EXECUTE」、[p1]テキスト入力ボックスに「0.95」と入力します。[getLatencyPercentile]ボタンをクリックします。
    [Operation return value]に582マイクロ秒と表示されます。
    JConsole CommitMetrics getLatencyPercentileの[Operation return value]。