dsetool set_core_property

検索インデックスのdse-search.propertiesリソースのプロパティと値を設定します。

検索インデックスのdse-search.propertiesリソースのプロパティと値を設定します。

構文

dsetool set_core_property keyspace_name.table_name 
shard.set.cover.finder=DYNAMIC|STATIC | 
shard.shuffling.strategy=HOST|QUERY|HOST_QUERY|RANDOM|SEED |
shard.set.cover.finder.inertia=inertia_integer
1. 凡例
構文規則 説明
大文字 リテラル・キーワード。
小文字 リテラル以外。
Italics 変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。
[ ] 任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。
( ) グループ。丸かっこ(( ))は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。
| または。縦棒(|)で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。
... 繰り返し可能。省略記号(...)は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。
'Literal string' 単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。
{ key:value } マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。
<datatype1,datatype2> セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< >)で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。
cql_statement; CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。
[ -- ] コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(--)で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。
' <schema> ...</schema> ' 検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。
@xml_entity='xml_entity_type' 検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。
keyspace_name.table_name
必須。検索インデックスのキースペース名とテーブル名。キースペース名とテーブル名の大文字と小文字は区別されます。大文字を含む名前は二重引用符で囲みます。
shard.set.cover.finderの場合:
DYNAMIC
ロード・バランスのトークン範囲とエンドポイントの選択にランダム化を使用します。
STATIC
ロード・バランスされたクライアントを必要とします。8つ以上のvnodeに適しています。1つのノードに対する同じクエリーでは同じトークン範囲とエンドポイントを使用します。作成するトークン・フィルターの数がDYNAMICよりも少なく、パフォーマンスも高くなります。STATICはデフォルトです。
shard.set.cover.finder=DYNAMICの場合、shard.shuffling.strategyの値が以下の場合:
HOST
シャードが、クエリーを受け取ったホストに基づいて選ばれます。
QUERY
シャードが、クエリー文字列に基づいて選ばれます。
HOST_QUERY
シャードが、ホストxクエリーに基づいて選ばれます。
RANDOM
8つ以下のvnodeに適しています。ランダムなシャードの組み合わせが、各要求に従って選ばれます(デフォルト)。
SEED
クエリー間で同じシャードが選ばれます。
shard.set.cover.finder=STATICの場合、shard.set.cover.finder.inertiaの値。
inertia_integer

inertiaの値をデフォルト1から増やすと、2つ以上のvnodeと20を超えるノードのあるクラスターのパフォーマンスが向上します。ほとんどのワークロードにはデフォルトが適しています。

ランダム化を使用せずにトークン範囲とエンドポイントを選択する

dsetool set_core_property demo.health_data shard.set.cover.finder=STATIC

ランダム化を使用してトークン範囲とエンドポイントを選択する

dsetool set_core_property demo.health_data shard.set.cover.finder=RANDOM