デッドラインの設定

同じデータの検証間の最大時間を調整します。

NodeSyncが有効になっている各テーブルには、deadline_target_secプロパティがあります。これは、同じデータの2つの検証の間の最大時間の目標です。デッドラインが満たされている限り、リングのすべての部分(そのテーブルの)は、少なくともその頻度で検証されます。

デッドライン(deadline_target_sec)は、猶予期間(gc_grace_seconds)に関連しています。デッドラインは、常に猶予期間以下である必要があります。デッドラインが満たされている限り、トゥームストーンのパージによりデータは復元されません。

デッドラインは、デフォルトで、猶予期間または4日間の長い方になります。通常、テーブルの猶予期間がゼロでない限り、許容可能なデフォルト値です。テスト用に、デッドライン値を猶予期間より短くできます。より低いgc_grace値がリスクがなくて現実的である場合、変更する前に、数週間確認してください。

NodeSyncは、デッドラインを満たすためにセグメントに優先順位を付します。所定の時間に検証する次のセグメントは、デッドラインを逃したものに最も近いセグメントです。たとえば、テーブル1のデッドラインがテーブル2の半分の場合、テーブル1はテーブル2の約2倍の頻度で検証されます。

OpsCenterを使用して、NodeSync検証ステータスのグラフィック表示を取得します。「NodeSyncステータスの表示」を参照してください。

テーブルごとのnodesyncプロパティを変更する構文:
ALTER TABLE table_name 
WITH nodesync = { 'enabled': 'true',
                  'deadline_target_sec': value };