nodetool toppartitions
サンプル・データベースは、最もアクティブなパーティションを読み書きし、報告します。
指定した期間中にテーブル内のアクティビティをサンプリングし、最もアクティブなパーティションをレポートします。
構文
nodetool [connection_options] toppartitions [-a samplers] [-k num_partitions] [-s size] [--] keyspace_name table_name duration
構文規則 | 説明 |
---|---|
大文字 | リテラル・キーワード。 |
小文字 | リテラル以外。 |
Italics |
変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。 |
[ ] |
任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。 |
( ) |
グループ。丸かっこ(( ) )は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。 |
| |
または。縦棒(| )で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。 |
... |
繰り返し可能。省略記号(... )は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。 |
'Literal string' |
単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。 |
{ key:value } |
マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。 |
<datatype1,datatype2> |
セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< > )で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。 |
cql_statement; |
CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。 |
[ -- ] |
コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(-- )で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。 |
' <schema> ...</schema> ' |
検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。 |
@xml_entity='xml_entity_type' |
検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。 |
定義
短い形式と長い形式のパラメーターはカンマで区切られています。
接続オプション
- -h, --host hostname
- リモート・ノードのホスト名またはIPアドレス。省略した場合、デフォルトはローカル・マシンです。
- -p, --port jmx_port
- JMXポート番号。
- -pw, --password jmxpassword
- セキュアなJMXで認証するためのJMXパスワード。パスワードを入力しないと、入力するように求められます。
- -pwf, --password-file jmx_password_filepath
- JMX認証用の資格情報を格納するファイルへのファイルパス。
- -u, --username jmx_username
- セキュアなJMXで認証するためのユーザー名。
コマンド引数
--
- オプションと間違えられる可能性のある引数とオプションを区切ります。
- -a samplers, samplers2
- サンプラーのカンマ区切りのリスト。デフォルトはallです。
- duration
- ミリ秒単位の時間幅。
- -k num_partitions
- トップ・パーティションの数。デフォルトは10です。
- keyspace_name
- キースペースの名前。
- -s size
- ストリーム・サマリーのキャパシティ。パーティションの実際のカーディナリティに近いほど、正確な結果が出ます。デフォルトは256です。
- table_name
- テーブルの名前。
例
テーブルtest.users
で最もアクティブなパーティションを1,000ミリ秒間サンプリングします。
nodetool toppartitions test users 1000
nodetool toppartitionsの出力は次のようになります。
WRITES Sampler:
Cardinality: ~2 (256 capacity)
Top 4 partitions:
Partition Count +/-
4b504d39354f37353131 15 14
3738313134394d353530 15 14
4f363735324e324e4d30 15 14
303535324e4b4d504c30 15 14
READS Sampler:
Cardinality: ~3 (256 capacity)
Top 4 partitions:
Partition Count +/-
4d4e30314f374e313730 42 41
4f363735324e324e4d30 42 41
303535324e4b4d504c30 42 41
4e355030324e344d3030 41 40
使用されたサンプラー(この例では
WRITES
とREADS
)ごとに、toppartitionsは以下を報告します。- サンプリングされた操作のcardinality(つまり、サンプル・セット内の一意の操作数)
指定期間内にトラフィックが最も多く発生した、指定したテーブルの
n
個のパーティション(ここで、n
は-k
引数の値、または-k
がコマンドで明示的に設定されていない場合は10)。各パーティションに対して、toppartitionsは以下を報告します。
- Partition
- パーティション・キー
- Count
- 指定期間中に生じた指定したタイプの操作の数。
- +/-
- カウント統計のエラーのマージン注: toppartitionsレポートによってパフォーマンスが低下しないように、データベースは正確な操作数を保持しませんが、サンプリング手法を使用しておおよその数値を作成します(この例では、サンプル・クラスターについて報告しています。プロダクション・システムでは数秒間に数百万もの読み取りまたは書き込みを生成する可能性があります)。
+/-
記号を使用して、toppartitionsレポートの精度を判断できます。