リポジトリの概要

リポジトリを使用すると、リポジトリからパッケージを自動的にダウンロードできるため、DataStax Enterpriseのインストール・ジョブを行う際に認証情報を何度も入力する必要がありません。

リポジトリを使用すると、リポジトリからパッケージを自動的にダウンロードできるため、DataStax Enterpriseのインストール・ジョブを行う際に認証情報を何度も入力する必要がありません。リポジトリは、ユーザー定義の認証情報を使用して、DataStaxリポジトリ、または組織で管理されている内部のプライベート・リポジトリから、DataStax Enterpriseをインストールするために必要なすべてのパッケージにアクセスしてダウンロードします。DataStax Enterpriseリポジトリ内にDebianまたはRPMパッケージを自動的にダウンロードするためのリポジトリを追加します。リポジトリの認証情報だけでなく、DataStaxリポジトリの独自の内部ミラーを指すカスタムURLも定義できます。組織にDataStaxリポジトリの内部ミラーがある場合、プライベート・リポジトリの代替リポジトリ・リソースとしてDataStaxリポジトリを作成することもできます。組織にDataStaxパッケージ・リポジトリの複数のローカル・ミラーがある場合を除き、定義しなければならないリポジトリは1つです。

ターゲットのインターネット接続が制限されている場合は、必要に応じてプロキシを構成してパッケージのダウンロードを効率よく処理することができます。これは、カスタム・リポジトリにアクセスするオフラインのインストールで特に便利です。詳細な例については、ナレッジ・ベース記事を参照してください。

リポジトリは、[Clusters]ワークスペースのクラスター・レベルにのみ適用されます。データ・センターとノードは、クラスターからリポジトリを継承します。データ・センターごとに異なるリポジトリが必要な場合は、このナレッジ・ベース記事の考えられる回避策の詳細をお読みください。
注: Lifecycle Managerのデータ(クラスターのトポロジー・モデル、構成プロファイル、認証情報、リポジトリ、ジョブ履歴など)はlcm.dbデータベースに格納されています。lcm.dbデータベースのバックアップは、組織の責任で行ってください。さらに、lcm.dbをミラーリングするようにフェイルオーバーも構成する必要があります。

lcm.db

Lifecycle Managerデータベースlcm.dbの場所は、インストールのタイプによって異なります。

  • パッケージ・インストール:/var/lib/opscenter/lcm.db
  • tarボール・インストール:install_location/lcm.db
注: Lifecycle Managerのデータ(クラスターのトポロジー・モデル、構成プロファイル、認証情報、リポジトリ、ジョブ履歴など)はlcm.dbデータベースに格納されています。データベースのバックアップはそれぞれの組織で行ってください。さらに、lcm.dbをミラーリングするようにフェイルオーバーも構成する必要があります。