統計レポーターのプロパティ
OpsCenterがDataStaxに返すデータの詳細。データはキーと値のペアのJSON形式で送信されます。
OpsCenterは、情報を提供する目的で、インストールされているインスタンスに関するデータをDataStaxに返します。データはキーと値のペアのJSON形式で送信されます。
収集されたデータのDataStaxへの送信を無効にする場合は、opscenterd.confに以下の行を追加して、OpsCenterを再起動します。
[stat_reporter] interval=0
インストールされているOpsCenterに関して以下の情報が記録されます。
- install_id
- OpsCenterの初回起動時に生成されるランダムなUUID。これは同じインストールからのレポートを関連付けるために使用されます。
- is_paid
- OpsCenterの
free
バージョンまたはenterprise
バージョンのどちらであるかを示すフラグ。 - opscenter_version
- 使用中のOpsCenterのバージョン。
- opscenter_ram
- OpsCenterマシンのRAMの容量(メガバイト)。
- opscenter_cores
- OpsCenterマシンのコアの数。
- opscenter_os
- OpsCenterマシンのオペレーティング・システムの一般名。たとえば
linux
やmac
などです。 - opscenter_os_sub
- OpsCenterマシンのオペレーティング・システムの固有の名前。たとえば
CentOS
、Ubuntu
、Debian
などです。 - opscenter_os_version
- OpsCenterマシンのオペレーティング・システムのバージョン。
- opscenter_arch
- OpsCenterマシンのアーキテクチャー。
- opscenter_install_type
- インストールのタイプ(パッケージまたはtarボール)。
- python_version
- OpsCenterマシンで実行されているPythonのバージョン。
- opscenter_instance_type
- OpsCenterがEC2で実行されている場合のOpsCenterマシンのインスタンス・タイプ。
- separate_storage
- OpsCenterが監視しているクラスターにメトリクスを格納しているかどうかを示すフラグ。
- config_diff
- デフォルトとは異なる値に変更されているOpsCenter構成オプションのリスト。このリストには、変更されているオプションの値ではなく、オプション名が含まれます。
これらの統計情報は、OpsCenterが監視している各クラスターについて収集されます。
- cluster_id
- クラスター名のMD5ハッシュ。匿名性を維持したまま一意のクラスターを識別するために使用されます。
- conf_id
- クラスターの構成を格納しているファイルの名前のMD5ハッシュ。cluster_idと同じ目的に使用されます。
- partitioner
- クラスターが使用しているパーティショナー。
- snitch
- クラスターが使用しているスニッチ。
- keyspace_count
- クラスター内のキースペースの数。
- columnfamily_count
- クラスター内のカラム・ファミリーの数。
- strategy_options
- クラスター内の各キースペースに使用されているレプリケーション・オプションのリスト。
- cql3_cf_count
- クラスター内にCQL3を使用して作成されているカラム・ファミリーの数。
- node_count
- クラスター内のノードの数。
- avg_token_count
- ノードあたりのトークンの平均数。
- bdp_version
- クラスター内の異なるDataStax Enterpriseバージョンのリスト。
- rack_map
- クラスター内の各ラックとそのラック内のノード数のマップ。
- dc_count
- クラスター内のデータ・センターの数。
- free_space
- クラスター全体の空きディスク領域の容量。
- used_space
- クラスター全体の使用済みディスク領域の容量。
- cluster_os
- クラスター全体で使用されている異なるオペレーティング・システムのリスト。
- cluster_ram
- クラスター内のノードごとのRAMの平均容量。
- cluster_cores
- クラスター内のノードごとのコアの平均数。
- cluster_instance_types
- EC2が使用されている場合のクラスター内のEC2インスタンス・タイプのリスト。
opscenterd.conf
opscenterd.confファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
- パッケージ・インストール:/etc/opscenter/opscenterd.conf
- tarボール・インストール:install_location/conf/opscenterd.conf