Performance Service(パフォーマンス・サービス)の概要

OpsCenter Performance Service(OpsCenterパフォーマンス・サービス)は、DSE Performance Service(DSEパフォーマンス・サービス)を介して収集された診断情報を視覚的に監視し、アラートを表示し、クラスターのパフォーマンスを最適化するための推奨事項を提供します。

OpsCenter Performance Service(OpsCenterパフォーマンス・サービス)は、DSE Performance Service(DSEパフォーマンス・サービス)を介して収集された診断情報を視覚的に監視し、アラートを表示し、クラスターのパフォーマンスを最適化するための推奨事項を提供します。OpsCenter Performance Service(OpsCenterパフォーマンス・サービス)により、OpsCenterメトリクスと、DSE Performance Service(DSEパフォーマンス・サービス)が提供するCQLベースの診断テーブルが統合され、クラスター・パフォーマンスの把握、調整、最適化に役立ちます。

バージョンの可用性と互換性:
  • OpsCenter Performance Service(OpsCenterパフォーマンス・サービス)は、OpsCenterバージョン5.2以降で使用できます。
  • OpsCenter Performance Service(OpsCenterパフォーマンス・サービス)は、DataStax Enterpriseバージョン4.6以降のみと互換性があります。
    注: DSE Performance Service(DSEパフォーマンス・サービス)は、DataStax Enterpriseバージョン4.5以降で使用できます。

Performance Service(パフォーマンス・サービス)の概要パネル

パフォーマンス・メトリクスのパネルを有効にして、OpsCenter内で結果を視覚的に分析します。現在、パフォーマンスの概要パネルは以下のとおりです。
  • スロー・クエリー:パフォーマンスが低下しているクエリーを簡単に見つけて調整するために、クラスター上のスロー・クエリーを特定します。
  • テーブル・メトリクス:パフォーマンスが低下しているテーブルを探索して診断するためのメトリクスを表示します。
  • スレッド・プール統計:スレッド・プールなど、Cassandraシステムレベルの詳細情報を表示します。

各パネルには、読み取り専用の高レベルのサマリーとソート可能な関連するカラムが含まれています。パネルのタイトル・バーをクリックすると、そのパフォーマンス・ページが展開されて表示されます。

[Alerts]パネル

OpsCenterの各パフォーマンス・ページにある[Alerts]パネル・フィードは、トリガーされたアラートを表示します。お使いの環境に合わせて構成したアラートがパネルに表示されます。
注: OpsCenter Performance Service(OpsCenterパフォーマンス・サービス)のアラートは事前に構成されていません。
Performance Service(パフォーマンス・サービス)のアラートを構成するガイダンスについては、以下の設定シナリオ例のセクションを参照してください。

[Recommendations]パネル

OpsCenterの各パフォーマンス・ページのパネルには、パフォーマンスの問題を修正および改善するための推奨事項が表示されます。



Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス) - Performance Service(パフォーマンス・サービス)アドバイザー

OpsCenter Performance Service(OpsCenterパフォーマンス・サービス)は、Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)と統合されています。ルールが不合格になると、各パフォーマンス・ページの関連する[Alerts]パネルにアラートが送信され、問題を解決するための提案事項が[Recommendations]パネルに表示されます。Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)は、Performance Service(パフォーマンス・サービス)アドバイザーに構成されているルールを監視します。

デフォルトでは、すべてのルールが有効になり、1時間ごとに実行するようにスケジュールされます。お使いの環境の要件に合わせてルールの構成を調整してください。