[Ring]ビュー

[Ring]ビューには、クラスターがノードのリングとして表示され、1つの表示でノードの健全性、データ分散、およびデータ・センターのバランスが一目でわかります。

クラスターの[Ring]ビュー

[Ring]ビューには、クラスターがノードのリングとして表示され、1つの表示でノードの健全性、データ分散、およびデータ・センターのバランスが一目でわかります。[Ring]ビューにアクセスするには、クラスター名 > [Nodes] > [Ring]タブをクリックします。

1. vnodeと非vnodeの[Ring]ビュー

[Ring]ビューについて説明します。

  • 各データ・センターの健全性サマリーが、各リングの中央に表示されます。健全性を示す各アイコンは、全体的な健全性サマリーの統計値に対応していて、左から右に向かって、負荷が正常、中程度、または高いこと、ダウンしているノード、ステータスが不明なノードを示します。
  • 各ノードまたはノード・ステータスの色は、その健全性を表します。これは、システムの負荷の平均値(uptimeコマンドで表示される数値)によって決定されます。コア単位で、0~0.999は正常(緑色)、1~5は中程度(黄色)、5を超えると高(赤色)です。また、健全性サマリーの数値が赤色で表示される場合もノードがダウンしていることを示します。ノード・スライスまたはドットがグレーで表示される場合は、ノードのステータスがダウンしている(小さいノード)か、現在ステータスが不明である(非vnodeでは破線の枠線)ことを示します。アイコンにカーソルを重ねると、その説明が表示されます。

  • 各ノードのサイズは、クラスター内の他のすべてのノードに対するそのノードのデータ・サイズで表されます。
  • ノードは、割り当てられたトークンに従って、リングの周りに配置されます。vnodeまたはByteOrderedPartionerの場合、ノードはリングのスライスとして表示され、占有するデータの割合に応じてサイズが調整されます
  • データ・センターのノードの数が、画面に表示できる数よりも多い場合、データ・センターの[Ring]ビューは要約されて表示されます。これは通常、データ・センターに数百のノードがある場合に発生します。

健全性、データ・サイズ、およびアラートのサマリー

リングの上に表示されている[Health]サマリー・ペインには、リング内に表示されているデータのクラスター全体のサマリーが表示されます。各リングを手作業で詳しく調べなくても、クラスターの健全性をすばやく把握できます。これは、大きいクラスターの場合に特に役立ちます。健全性サマリーの数値にカーソルを重ねると、その合計に含まれているノードがハイライト表示されます。健全性サマリーを使用して、潜在的な問題があるノードだけでなく、1つのレプリカ・セット内の複数のノードで問題が発生しているかどうかも容易に特定できます。

[Data Size]サマリー・ペインは、クラスター・データの合計サイズ、ノードごとの平均サイズ、ノード間のデータ・サイズの標準偏差を示します。[Alerts]は、調査する必要があるアラートの合計数を示します。

健全性サマリーまたは各リング内の合計(負荷が正常、中程度、または高いこと、ダウンしているノード、ステータスが不明なノード)をクリックすると、合計に含まれているノードのリストが表示されます。



ノードの詳細

ノードまたはノード・スライスにカーソルを重ねると、そのノードに関する基本情報がリング内に表示されます。詳細はリアル・タイムで更新されます。



ノード・リストでノードをクリックすると、[Node Details]ダイアログが開き、詳細が表示されます。[Actions]メニューを使用して、ノードでさまざまな操作を実行できます。



ストリーミング

データ・センター内のノードがクラスター内の別のノードとの間でデータをストリーミングしているときは、リング内にストリーミング・アイコン(矢印で示される)が表示されます。ストリーミング・アイコンの表示は、そのデータ・センター内で行われるストリーミング(データ・センター内ストリーミング)と、データ・センターの間のストリーミング(データ・センター間ストリーミング)では異なります。



データ・センター内のストリーミング・アイコンの番号をクリックすると、[Active Streams]ウィンドウが開き、クラスター内のすべてのアクティブなストリーミングの詳細が表示されます。



ノードの配置

非仮想ノードをリングに配置する目的は、データ・センターのバランスが取れているかどうか(つまり、データが複数のノードに均一に分散されているかどうか)を視覚的に表すことです。正常なリングでは、ノードはリングの周りに均一に広がっています。

クラスターでパーティショナーとしてRandomPartitionerまたはMurmur3Partitionerを使用している場合、そのノードは割り当てられたトークンに従ってリングの周りに配置されますが、トークンに従った配置が有効でない場合もあります。
  • vnodeが有効になっている場合(デフォルト、「仮想ノード」を参照)、各ノードは多数の仮想ノード(デフォルトでは256)で構成されているため、トークンに従って配置すると、数百倍のノードがリングの周りに表示されることになります。
  • ByteOrderedPartitionerなど、コンシステント・ハッシュ法を使用していないパーティショナーを使用する場合、データは均一に分散されることが保証されないため、トークンに従って配置すると、値が保証されなくなります。

このような場合、ノードはリング内で占有しているデータの割合に基づいて配置されるため、正常なリングはノードが均一に広がって表示されます。

不明なデータ・センターのリスト

リングはデータ・センターごとに表示されます。この情報は、各ノードで実行されているエージェントから収集されます。新しいデータ・センターが追加された直後や、新しいノードがクラスターに追加された場合は、OpsCenterが新しいクラスター情報を完全に処理するまで、不明なデータ・センターのリストがすべてのリングの上に一時的に表示されます。