ノード管理操作
OpsCenterを使用して、使いやすく視覚的な方法でノードに対する操作を実行します。これにより、クラスター内のノードを適切に管理する作業から憶測を排除できます。
複数のノードの管理
OpsCenterを使用して、使いやすく視覚的な方法でノードに対する操作(またはアクション)を実行します。これにより、クラスター内のノードを適切に管理する作業から憶測を排除できます。ほとんどのノード管理操作は、選択した複数のノードに対して実行できます(たとえば、クラスター内のすべてのノード、1つのデータ・センター内のすべてのノード、問題のあるいくつかのノードなど)。操作はローリング方式で実行され、前のノード操作が正常に完了するまで、次のノードに進みません。あるノードで操作が失敗した場合は、プロセス全体が停止します。
複数のノードで操作を実行するには(一括操作)、[List]ビューでこれらのノードを選択し、適切なアクションを選択します。
操作の開始時と完了時に通知が表示されます。[Show Details]をクリックすると、[Activities]ページが表示されます。
1つのノードの管理
1つのノードで操作を実行するには、[Ring]ビューまたは[List]ビューでそのノードをクリックし、[Node Details]ダイアログで[Actions]メニューからアクションを選択します。
操作の詳細
- [View Metrics](1つのノードのみ)
- OpsCenterの[Dashboard]領域にリダイレクトされます。この領域でメトリクス・グラフを選択し、選択したノードのパフォーマンス・ビューを構成できます。
- [View Replication]([Ring]ビュー、1つのデータ・センターのみ)
- 選択したキースペースに基づいて、クラスター内の選択したノードと他のノードの間のレプリケーション関係を表示します。
- [Restart]
- ノードでDataStax Enterpriseプロセスを再起動します。複数のノードで再起動を実行する場合は、前のノードで起動コマンドが戻り値を返すとすぐに、各ノードでプロセスが起動します。 ヒント: クラスター内のすべてのノードのローリング再起動を実行するには、[Cluster Actions]メニューから[Restart]を選択します。
- [Cleanup]
- ノードが関与していない行を削除します。クリーンアップは通常、パーティショナー・トークンまたはクラスターのレプリケーション・オプションを変更した後で実行します。「クリーンアップの実行」を参照してください。
- [Compact]
- メジャー・コンパクションを実行します。ただし、ほとんどのDataStax Enterpriseクラスターに対してこの手順は推奨されません。「コンパクションの実行」を参照してください。
- [Flush]
- メモリー(memtable)に現在格納されている最新の書き込みを永続的なSSTableとしてディスクにフラッシュします。「テーブルのフラッシュ」を参照してください。
- [Repair]
- テーブルのすべての行のインメモリー比較を行い、古い行を最新データで更新してレプリカ間の矛盾を解決することで、ノードとそのレプリカとの整合性を保ちます。「手動リペアの実行」を参照してください。警告: Repair Service(リペア・サービス)またはNodeSyncサービスがオンの場合、ノード管理機能やコマンドラインを使用して手動でリペア操作を実行しないでください。
- [Perform GC]
- 選択したノードにJava仮想マシン(JVM)を適用して、ガーベージ・コレクション(GC)を実行します。「ガーベージ・コレクションの実行」を参照してください。
- [Decommission](1つのノードのみ)
- クラスターからノードを削除し、近隣のレプリカにそのデータをストリーミングします。「ノードの使用廃止」を参照してください。
- [Drain](1つのノードのみ)
- メモリー(memtable)に現在格納されている最新の書き込みを、永続的なSSTableとしてディスクにフラッシュし、その後、ノードを読み取り専用にします。ノードはDSEが再起動されるまで、新しい書き込みの受け入れを停止します。ノードのドレーンは通常、ノードをアップグレードする際に行われます。注: OpsCenter UIまたはnodetool drainコマンドを使用したノードのドレーンは、LCMを使用してDSEのマイナー・バージョンにノードをアップグレードする場合には不要です。
- [Move](1つのノードのみ)
- ノードのパーティショナー・トークンの割り当てを変更し、そのノードが担当するデータの範囲が変更されます。vnodeが有効になっている場合は、使用できません。「ノードの移動」を参照してください。