dse advrep channel create

ソース・クラスターとデスティネーション・クラスター間で変更データが流れるレプリケーション・チャネルを作成します。

ソース・クラスターとデスティネーション・クラスター間で変更データが流れるレプリケーション・チャネルを作成します。

レプリケーション・チャネルは、ソース・クラスターとデスティネーション・クラスター間のデータ変更に定義されているチャネルです。

制約事項: コマンドは、DSE Advanced Replication(DSE拡張レプリケーション)用に構成されたノードでのみサポートされています。

構文

dse advrep channel create 
    --source-keyspace keyspace_name
    --source-table source_table_name
    --source-id source_id_name
    --source-id-column source_id_column_name
    --destination destination
    --destination-keyspace destination_keyspace_name  
    --destination-table destination_table_name 
[ --fifo-order | --lifo-order ] [ --collection-enabled (true|false) ] 
[ --priority channel_priority ] [ --transmission-enabled (true|false) ]
1. 凡例
構文規則 説明
大文字 リテラル・キーワード。
小文字 リテラル以外。
Italics 変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。
[ ] 任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。
( ) グループ。丸かっこ(( ))は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。
| または。縦棒(|)で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。
... 繰り返し可能。省略記号(...)は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。
'Literal string' 単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。
{ key:value } マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。
<datatype1,datatype2> セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< >)で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。
cql_statement; CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。
[ -- ] コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(--)で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。
' <schema> ...</schema> ' 検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。
@xml_entity='xml_entity_type' 検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。
--source-keyspace keyspace_name(必須)
レプリケートするソース・クラスター・キースペース。
--source-table source_table_name(必須)
レプリケートするソース・テーブル。
--source-id id
特定のソース・ノードから得られるすべてのデータの一意識別子。
--source-id-column source_id
デスティネーション・テーブル内のソースIDを識別するカラム。
--destination destination(必須)
レプリケーションの送信先(デスティネーション)。ユーザーがデスティネーションの名前を指定します。
--destination-keyspace keyspace_name
レプリケーションの送信先のデスティネーション・キースペース。
--destination-table table_name
レプリケーションの送信先のデスティネーション・テーブル。
--fifo-order
先入れ先出し(FIFO)チャネルのレプリケーション順序。デフォルト。
--lifo-order
後入れ後出し(LIFO)チャネルのレプリケーション順序。
--collection-enabled ( true | false )
作成時にレプリケーション収集のソース・テーブルを有効にするかどうかを指定します。
--transmission-enabled ( true | false )
テーブルのデータ・コレクターをデスティネーションにレプリケートするかどうかを指定します。
--priority channel_priority
ソース・テーブルのログ・ファイルが転送される順序。

レプリケーション・ソース・チャネルを作成するには:

dse advrep channel create --source-keyspace foo --source-table bar --source-id source1 --source-id-column source_id --destination mydest --destination-keyspace foo --destination-table bar --collection-enabled true --priority 1
以下の結果が返されます。
Created channel dc=Cassandra keyspace=foo table=bar to mydest
ソース・データ・センターは、コマンドが実行されるデータ・センターになります。デスティネーションのキースペースとテーブルにはソースと異なる名前を指定できますが、この例では同じ名前を使用しています。また、source-idsource-id-columnは、グローバル設定とは異なる値に設定することもできます。