dse cassandra
トランザクション・モードでデータベースを起動します。コマンド・オプションによって、データベースを他のモードで起動することや、ノード上で拡張機能を使用することができます。
トランザクション・モードでデータベースを起動します。コマンド・オプションによって、データベースを他のモードで起動することや、ノード上で拡張機能を使用することができます。「DataStax Enterpriseの起動」を参照してください。
起動時にDSEシステム・プロパティを変更するには、「Setting system properties during startup(起動時のシステム・プロパティの設定)」を参照してください。
構文
dse cassandra [-k] [-s] [-g]
[-Dparameter_name=value]
[-f] [-h] [-p pidfile]
[-H JVM_dumpfile]
[-E JVM_errorfile]
dse cassandra -k -s
で-k
と-s
の間にスペースがあることを確認します。構文規則 | 説明 |
---|---|
大文字 | リテラル・キーワード。 |
小文字 | リテラル以外。 |
Italics |
変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。 |
[ ] |
任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。 |
( ) |
グループ。丸かっこ(( ) )は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。 |
| |
または。縦棒(| )で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。 |
... |
繰り返し可能。省略記号(... )は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。 |
'Literal string' |
単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。 |
{ key:value } |
マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。 |
<datatype1,datatype2> |
セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< > )で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。 |
cql_statement; |
CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。 |
[ -- ] |
コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(-- )で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。 |
' <schema> ...</schema> ' |
検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。 |
@xml_entity='xml_entity_type' |
検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。 |
オプション
- -k
- ノードを分析モードで起動します。ノードを初めて起動したときに、分析ワークロードの種類が構成されます。
- -g
- ノードをグラフ・モードで起動します。ノードを初めて起動したときに、グラフ・ワークロードの種類が構成されます。
- -s
- ノードを検索モードで起動します。ノードを初めて起動したときに、検索ワークロードの種類が構成されます。
- -E
- JVMエラー・ファイルを変更します。
- -f
- リアルタイム・トランザクション・ノードをフォアグラウンドで起動します。
- -h
- dseコマンドの使用状況とリストを表示します。
- -H
- JVM HeapDumpPathを変更します。
- -p pidfilepath
- pidファイルを作成します。pidファイルは、通常、監視プロセスおよびinitスクリプトで使用します。-fオプションとの互換性はありません。
例
トランザクション・モードでノードを起動する
dse cassandra
フォアグラウンドで、ノードをトランザクション・モードで起動する
dse cassandra -f
DSE Analyticsモードでノードを起動する
dse cassandra -k
SearchAnalyticsモードでノードを起動する
dse cassandra -k -s
dse cassandra -k -s
で-k
と-s
の間にスペースがあることを確認します。
DSE Analytics、DSE Graph、およびDSE Searchモードでノードを起動する
dse cassandra -k -g -s
dse cassandra -k -g -s
で-k
、-g
、および-s
の間にスペースがあることを確認します。
DSE Searchモードでノードを起動し、サーバー上の検索インデックス・データの場所を変更する
dse cassandra -s -Ddse.solr.data.dir=filepath
「DSE Searchデータの場所の管理」を参照してください。
リングに参加させずにトランザクション・モードでノードを起動する
dse cassandra -Dcassandra.join_ring=false
コンパクションと圧縮のストラテジをテストするためにトランザクション・モードでノードを起動する
dse cassandra -Dcassandra.write_survey=true
プロダクション環境のワークロードに影響を及ぼすことなく、異なるストラテジを試し、書き込みパフォーマンスの相違についてベンチマークを行います。「コンパクションと圧縮のテスト」を参照してください。
トランザクション・モードでノードを開始し、デッド・ノードの IP アドレスを渡す
dse cassandra -Dcassandra.replace_address=10.91.176.160
トランザクション・モードでノードを起動し、pid.txtを作成する
dse cassandra -p pid.txt