dse gremlin-console
DataStax Enterpriseサーバーに接続したGremlin Consoleを開きます。
DSE Gremlin Consoleは、remote.yamlファイルでの設定に従い、起動時にDataStax Enterprise（DSE）サーバーに自動的に接続します。構成されたホストとポートをコマン・ドラインからオーバーライドします。
構文
dse [-u username [-p password]] gremlin-console [hostname[:port]] [options]
| 構文規則 | 説明 |
|---|---|
| 大文字 | リテラル・キーワード。 |
| 小文字 | リテラル以外。 |
Italics |
変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。 |
[ ] |
任意。角かっこ（ [] ）で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。 |
( ) |
グループ。丸かっこ（( )）は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。 |
| |
または。縦棒（|）で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。 |
... |
繰り返し可能。省略記号（...）は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。 |
'Literal string' |
単一引用符（ ' ）でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。 |
{ key:value } |
マップ・コレクション。中かっこ（ { } ）でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。 |
<datatype1,datatype2> |
セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ（< >）で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。 |
cql_statement; |
CQL文の終了。セミコロン（ ; ）ですべてのCQL文を終了します。 |
[ -- ] |
コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン（--）で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。 |
' <schema> ...</schema> ' |
検索CQLのみ：単一引用符（ ' ）でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。 |
@xml_entity='xml_entity_type' |
検索CQLのみ：スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。 |
DSE接続パラメーター
このコマンドを使用してremote.yamlで指定したホストに自動的に接続されます。
- -u username
- DataStax Enterprise認証が有効な場合、このオプションを使用してデータベースにログインします。
- -p password
- DSE認証のオプションのパスワード。ユーザー名が指定されている場合にパスワードを省略すると、パスワードを求めるプロンプトが表示されます。
- hostname
- コンソールが接続するDataStax Enterpriseのホスト名。remote.yamlでの設定をオーバーライドします。
- port
- DataStax Enterpiseデータベース・ポートのポート番号（デフォルトは 9042）です。remote.yamlでの設定をオーバーライドします。
オプション
Gremlin Consoleオプション。
- -C, --color
- ANSIカラーの使用を無効にします。
- -D, --debug
- 有効なデバッグ・コンソール出力。
- -Q, --quiet
- 不要なコンソール出力を抑制します。
- -V, --verbose
- 詳細なコンソール出力を有効にする
- -e, --execute=SCRIPT_NAME [ARG1 ARG2 …]
- 指定のスクリプトを実行し、完了時にコンソールを閉じます。
- -h, --help
- ヘルプ・メッセージを表示します。
- -i, --interactive=SCRIPT_NAME [ARG1 ARG2 ...]
- 指定のスクリプトを実行し、完了時にコンソールが開いたままにします。
- -l
- コンソールとは無関係に、標準のログ出力を使用するコンポーネントのログ・レベル。
- -v, --version
- バージョンを表示します。