パスワード・データベースの場所の変更
別の場所を使用する場合は、OpsCenter認証に使用するパスワード・データベースのデフォルトの場所を変更します。
別の場所を使用する場合は、OpsCenter認証に使用するパスワード・データベースpasswd.dbのデフォルトの場所を変更します。認証を有効にすると、パスワード・データベースが作成されます。
opscenterd.confファイルでパスワード・データベースの場所を変更します。
passwd.db
OpsCenter認証のパスワード・データベースpasswd.dbのデフォルトの場所は、インストールのタイプによって異なります。
- パッケージ・インストール:/etc/opscenter/passwd.db
- tarボール・インストール:install_location/passwd.db
opscenterd.conf
opscenterd.confファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
- パッケージ・インストール:/etc/opscenter/opscenterd.conf
- tarボール・インストール:install_location/conf/opscenterd.conf
手順
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opscenterd.confファイルを編集し、パスワード・データベースの場所を変更します。
[authentication]
セクションでpasswd_dbを新しい場所に設定します。[authentication] passwd_db = 新しいパスワード・データベースのパス
警告:- 認証を既に有効にしている場合は、既存のpasswd.dbファイルを新しい場所にコピーします。パスワード・データベースを新しい場所にコピーしない場合、OpsCenterは起動時に新しいパスワード・データベースを指定された場所に作成します。既存のユーザーとロールは失われます。
- passwd_dbデータベースのバックアップは、それぞれの組織で行ってください。また、組織でフェイルオーバーを有効にしている場合は、フェイルオーバーを構成してpasswd_dbをミラーリングする必要があります。
- OpsCenterを再起動します。