ネットワークのバック・プレッシャーを有効にする
Lifecycle Managerの構成プロファイルを使用してDataStax Enterprise(DSE)のバック・プレッシャー・ストラテジを有効にすることができます。バック・プレッシャー・ストラテジにより、サーバーが応答しなくなったり、ガーベージ・コレクションに時間がかかったり、メモリ不足エラーの原因となる可能性がある、クライアントまたはレプリカの要求(読み取り/書き込み/範囲)によるサーバーの過負荷を防ぐことができます。
バック・プレッシャー・シグナルを有効にすると、コーディネーター・ノードにより、レプリカに送信される各ミューテーションに、指定されたバック・プレッシャー・ストラテジが適用されます。
バック・プレッシャーを有効にしたら、監視するスレッド・プール(TP)を選択し、メトリクスの結果を表示するOpsCenterダッシュボードにグラフを追加します。
手順
- OpsCenterインターフェイスで、左上にある[Lifecycle Manager]をクリックします。
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Lifecycle Managerインターフェイスで、左のナビゲーションにある[Config Profiles]をクリックします。
- バック・プレッシャーを有効にする構成プロファイルのペンシル・アイコンをクリックします。
- [Config Profiles]ウィンドウで、左のナビゲーションにある[cassandra.yaml]を選択します。
- 構成オプションノリスとをスクロールして[Back Pressure]を探し、[back_pressure_enabled]のチェック・ボックスをオンにします。
- [Save]をクリックして変更内容を保存します。
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OpsCenterダッシュボードにパフォーマンス・グラフを追加し、表示するメトリクスを選択します。
グラフで選択できるTPバック・プレッシャー・ネットワークのメトリクスを参照してください。