Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)

Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)では、クラスターや環境のさまざまなプロパティをチェックする、事前定義のベスト・プラクティス・ルールをスケジュールし、アクティブなルールが構成したスキャンに合格したかどうかを報告することができます。

Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)は、クラスターを定期的にスキャンして、クラスターの健全性に影響を与える問題を自動的に検出します。このサービスでは、クラスター内のノードを分析し、ベスト・プラクティスの推奨事項からの逸脱を報告するために使用される一連のルールがカテゴリーに分けられています。各ルールのステータス・ダイアログには、問題を修正するための推奨事項が記載されています。「Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)のスキャン結果の監視」を参照してください。

Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)はデフォルトで有効になっており、完全に無効にすることはできません。個々のルールは、環境に応じてオン/オフを切り替えることができます。アクティブなルールの合格/不合格ステータス・サマリーは、メインの[Services]ページの[Status]カラムに表示されます。Best Practice Serviceのステータスの[Services]ページ

また、デフォルトで、ベスト・プラクティス・ルールの大半は有効になっており(セキュリティ・アドバイザーの「機密構成値の暗号化」ルールを除く)、午前5時(GMT)に実行されるように構成されています。ルールが組織に適したスケジュールで実行されるように構成します。

ベスト・プラクティス・ルールに不合格になると、アラートが送信されます。これらのルールの通知設定は、他のアラートと同様に構成できます。

OpsCenterは、デフォルトでは4週間分のBest Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)の実行結果を格納します。ベスト・プラクティスの結果スキャンのTime To Live値を構成するには、「[bestpractice] results_ttl」を使用します。