NodeSyncサービス
キースペースとテーブルのレプリカがDSEバージョン6.0以降のOpsCenter NodeSyncサービスと同期されていることを監視します。
NodeSyncは、指定されたキースペースのレプリカとクラスタのテーブルをバックグラウンド・プロセスとして自動的かつ継続的に同期します。NodeSyncサービスはDSEバージョン6.0以降ではデフォルトで有効になっていますが、OpsCenter NodeSyncサービスによってアクティブに監視されているキースペースとテーブルを有効にする必要があります。NodeSyncの設定エリアにあるボタンをクリックしてキースペースとテーブルを有効にします。
アラートおよびダッシュボード・グラフのNodeSyncメトリクス
NodeSyncメトリックにより、データとオブジェクト(行と範囲トゥームストーン)の修復、データとオブジェクトの検証、およびページ詳細の処理の進捗状況を確認することができます。プロダクション環境に関連するNodeSyncメトリクスに基づいてアラートとダッシュボード・グラフを設定してください。
NodeSyncベスト・プラクティス・ルール
NodeSyncベスト・プラクティス・サービス・ルールは、NodeSyncが各ノードで実行されていることをチェックします。Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)の「NodeSync Not Running」(NodeSyncが有効になっていない)ルールは、NodeSyncサービスが実行されていない場合、不合格になります(ルールがオフになっている場合を除く)。
詳細については、「Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)」を参照してください。
NodeSyncのスループットの調整
gc_grace
時間内に完了しない場合は、オペレーターまたは管理者がrate_in_kb
パラメーターを使用してスループットを調整する必要があります。NodeSyncのスループット・レートは、Lifecycle Manager設定プロファイルで調整することができ、構成の更新は構成ジョブを実行することでプッシュできます。「LCMを使用したNodeSyncレートの構成」を参照してください。NodeSyncを手動で構成する方法については、「nodetool nodesyncサービス」を参照してください。NodeSyncサービスとリペア・サービス
NodeSyncサービスは、リペア・サービスの増分修復とは異なり、比較用にMerkleツリーを構築したり、圧縮のために差分をストリームしたりしません。代わりに、NodeSyncはトークン範囲を増分的にスキャンし、データを1ページずつ比較し、標準の書き込みパスを介してデータを送信します。