DataStaxインストーラーを使用したインストール(rootパーミッションが必要)

rootパーミッションがある場合に、DataStaxインストーラーを使用してDataStax Enterprise 5.1をインストールする手順。このインストーラーを使用して、Linuxベースのプラットフォームにインストールまたはアップグレードできます。

rootパーミッションがある場合に、DataStaxインストーラーを使用してDataStax Enterprise(DSE)5.1をインストールまたはアップグレードする手順。

rootパーミッションがない場合、またはカスタム・ディレクトリーにインストールする場合は、「DataStaxインストーラーを使用したインストール(rootパーミッションは不要)」を参照するか、バイナリーtarボールを使用してください。

始める前に

表 1. ハードウェアの要件
要件 最低 実稼働
CPU 2 16
メモリー 8 GB 24 GB
データ・ディレクトリー 20 GB 200 GB
コミット・ログ・ディレクトリー 20 GB 200 GB
保存されるキャッシュのディレクトリー 20 GB 200 GB
ログ・ディレクトリー 20 GB 200 GB
実稼働環境での推奨設定」および「DataStax Enterprise Reference Architecture」ホワイト・ペーパーも参照してください。

DataStaxインストーラーについて

DataStaxインストーラーは、DataStax EnterpriseとDataStax Agentをインストールします。OpsCenterまたはDevCenterはインストールされません。インストール時に、[Developer Related Tools]を選択した場合は、DataStax Studioがインストールされます。

インストーラーは一部のcassandra.yamlパラメーターを設定しますが、すべてではありません。dse.yamlプロパティは設定しません。残りのパラメーターは以下の方法で設定することができます。

手順

注: DataStax Enterprise 5.1の最新バージョンは5.1.6です。

ターミナル・ウィンドウで:

  1. ご使用のコンピューター用のインストーラーをDataStaxダウンロード・ページからダウンロードするか、次のコマンドを使用します。
    curl --user dsa_email_address:password -O https://downloads.datastax.com/enterprise/DataStaxEnterprise-5.1.6-linux-x64-installer.run
    注: 以前のバージョンをインストールするには、上記のコマンドでバージョン番号を置き換えます。使用可能なバージョンを表示するには、『リリース・ノート』を参照してください。
  2. インストール・ファイルをダウンロードしたディレクトリーで、パーミッションを実行可能に変更します。
    chmod +x DataStaxEnterprise-5.1.6-linux-x64-installer.run
  3. インストーラー・ヘルプを表示するには、以下のように入力します。
    ./DataStaxEnterprise-5.1.6-linux-x64-installer.run --help

    ヘルプ画面に、使用可能なオプションとそのデフォルト設定のリストが表示されます。

  4. インストールを開始します。

    インストーラーが起動します。

  5. ライセンス契約に同意したら、インストールのタイプを選択します。[Service Setup][Services and Utilities]を選択します。
    • Services and Utilities:DataStax Enterpriseをサービスとして設定します。DataStax Enterpriseはシステムの場所にインストールされます。
    • No Services:DataStax Enterpriseはスタンドアローン・プロセスとして設定されます。rootまたはsudoアクセスは必要ありません。
  6. [Install Type]で以下から選択します。
  7. ノードを設定します。
    表 2. Node Setup
    Default Interface DataStax Enterpriseサーバーのネットワーク・インターフェイス

    単一ノード・クラスターの場合は、127.0.0.0を使用します。

    Cluster Name クラスターの名前。クラスターの名前。クラスター内の各ノードに同じクラスター名を使用する必要があります。
    Seeds すべてのノードは、シード・ノード・リストを使用して、相手を探し、リングのトポロジーを学習します。

    Single node clusters:空に設定します。

    Multiple node clusters:シード・ノードのリスト。(すべてのノードをシード・ノードにしないでください。

    追加情報:

    開発者関連ツールのインストール 以下が含まれます。
  8. DataStax Enterpriseが既にインストールされている場合は、インストーラーによってアップグレード情報が表示され、DSEが次の場所にインストールされます。
    • Installer-Servicesインストール: /usr/share/dse
    • No Servicesインストール: 以前のインストール場所
    重要: 既存のクラスターをアップグレードする前に、『DataStaxアップグレード・ガイド』を参照してください。

    アップグレードのために確認する必要のある重要なファイルには、dse.yamlcassandra.yaml、およびサービス・インストールの/etc/default/dseがあります。

    dse.in.shまたはcassandra.in.shが変更されている場合は、代わりにcassandra-env.shまたはdse-env.shに変更を加えてください。これらのファイルを変更することは推奨されません。

  9. ノード・タイプを設定します。
    表 3. DSEの設定
    DSE Analytics DSE AnalyticsにはApache Spark™の統合が含まれます。
    DSE Search DSE SearchにはApache Solr™の統合が含まれます。
    DSE Graph DSE Graphは、高度に接続されたデータを管理、分析、および検索するためのグラフ・データベースです。
    DSE Advanced Replication(DSE拡張レプリケーション) DSE Advanced Replication(DSE拡張レプリケーション)では、断続的な接続が発生する可能性があるソース・クラスターからデスティネーション・クラスターへの双方向で、構成可能な分散型データ・レプリケーションをサポートします。
  10. リング・オプションを設定します。
    表 4. Ring Options
    Enable Virtual Nodes (vnodes) 仮想ノードを有効または無効にします。
    Number of tokens vnodeに推奨されるトークン数
    • トランザクション・ノード:128
    • 分析ノード(Spark):128
    • Searchノード8
    • DSE Graph:128。DSE Searchとともに使用する場合:8
    リッスン・アドレス cassandra.yaml: listen_address
    RPC Address cassandra.yaml: rpc_address
  11. その他のオプションを設定します。
    表 5. その他のオプション
    Update Operating System 一部のシステム・パッケージと依存関係を更新します。Javaなどのメジャー・コンポーネントはアップグレードまたはインストールされません。
    Start services
    • [Yes]を選択すると、インストールの完了時にすべてのサービスが開始されます。
    • [No]を選択すると、インストール後に追加の構成が必要になります。
    OpsCenter Address 任意。OpsCenterのサーバー名またはIPアドレス。
    単純なインストールを実行する場合は、「16」へ進んでください。

5」で[Advanced]を選択した場合は、以下の手順が表示されます。

  1. オプション: Preflight Checkを設定します(高度なインストールのみ):
    表 6. プリフライト・チェック・オプション
    Run Preflight Check ノードの構成を検出して修正するためのテストのコレクション。このツールを使用すれば、多くの無効な構成設定や最適化されていない構成設定を検知して修正できます。No Servicesオプションを選択してのインストールでは利用できません。
    Attempt to Fix Issues DataStax Enterpriseで無効または最適化されていない構成設定を修正できます。
    SSD Drives ソリッド・ステート・ドライブのパスを入力します。複数のドライブはコンマで区切ります。
    Drives ハード・ドライブのパスを入力します。複数のドライブはコンマで区切ります。
    Time to run Disk Benchmarks 定格負荷をシミュレーションするよう設定します。
    Threads per Disk Benchmark 定格負荷をシミュレーションするよう設定します。
  2. デフォルトのユーザーとユーザー・グループを変更します(高度なインストールのみ):
    表 7. User Setup
    OS User ID for Service デフォルト:cassandra。DataStax Agentはユーザーcassandraに依存するため、DataStaxではデフォルトを変更することを推奨していません。デフォルトを変更した場合、DataStax Agentを手動でインストール、更新、および構成する必要があります。
    OS User Group for Service デフォルト:cassandra。上記を参照してください。
  3. デフォルトのディレクトリーの場所を変更します(高度なインストールのみ):
    表 8. Directory Locations
    Data Directory cassandra.yaml data_file_directories
    Commitlog Directory cassandra.yaml: commitlog_directory
    Saved Caches Directory cassandra.yaml: saved_caches_directory
    Hints Directory cassandra.yaml: hints_directory
    Logs Directory データベース、Spark、およびTomcatのログ・データ。「Installer-Servicesおよびパッケージによるインストールのファイルのデフォルトの格納先」または「Installer-No Servicesおよびtarボールによるインストールのファイルのデフォルトの格納先」を参照してください。
  4. デフォルトのポートを変更します(高度なインストールのみ):
    表 9. ポート
    Storage Port cassandra.yaml: storage_port
    SSL Storage Port cassandra.yaml: ssl_storage_port
    RPC Port cassandra.yaml: rpc_port
  5. [System Configuration]で、潜在的な問題に関する警告を確認します。
  6. インストールが完了したら、インストール・ログを確認して、インストールを確認します。
    注: ログを閉じたら、ServicesまたはNo-Servicesのインストーラーの場所を確認します。

    DataStax Enterpriseは、追加の構成を開始できる状態です。

  7. オプション: 単一ノード・クラスターでのインストールのみ:
    1. DataStax Enterpriseがまだ実行されていない場合:
    2. DataStax Enterpriseが実行中であることを確認します。
      • パッケージおよびInstaller-Servicesのインストール:
        nodetool status
      • tarボールおよびInstaller-No Servicesのインストール:
        installation_location/bin/nodetool status
      vnodeを使用している場合:
      Datacenter: Cassandra
      =====================
      Status=Up/Down
      |/ State=Normal/Leaving/Joining/Moving
      --  Address    Load       Tokens  Owns    Host ID                               Rack
      UN  127.0.0.1  82.43 KB   128     ?       40725dc8-7843-43ae-9c98-7c532b1f517e  rack1
      vnodeを使用していない場合:
      Datacenter: Analytics
      =====================
      Status=Up/Down
      |/ State=Normal/Leaving/Joining/Moving
      --  Address         Load       Owns    Host ID                               Token                 Rack
      UN  172.16.222.136  103.24 KB  ?       3c1d0657-0990-4f78-a3c0-3e0c37fc3a06  1647352612226902707   rack1

次のタスク

cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。

パッケージ・インストールInstaller-Servicesインストール

/etc/dse/cassandra/cassandra.yaml

tarボール・インストールInstaller-No Servicesインストール

installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml
dse.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。

パッケージ・インストールInstaller-Servicesインストール

/etc/dse/dse.yaml

tarボール・インストールInstaller-No Servicesインストール

installation_location/resources/dse/conf/dse.yaml