OpsCenterメトリクスのGraphiteサーバーへの送信
OpsCenterからGraphiteサーバーへのメトリクスの送信を構成します。これは開発中のOpsCenterラボ機能です。
address.yaml
address.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
- パッケージ・インストール:/var/lib/datastax-agent/conf/address.yaml
- tarボール・インストール:install_location/conf/address.yaml
cluster_name.conf
cluster_name.confファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
- パッケージ・インストール:/etc/opscenter/clusters/cluster_name.conf
- tarボール・インストール:install_location/conf/clusters/cluster_name.conf
OpsCenterからGraphiteサーバーへのメトリクスの転送を構成します。これはOpsCenterラボ機能です(すなわち現在開発中ですが使用可能です)。OpsCenterはハードコードされた60秒間隔でメトリクスをプッシュします。
Graphiteは、時系列データを格納し、データの静的グラフを描画します。組織のレポート・インフラストラクチャーでGraphiteを使用している場合は、OpsCenterのデータ収集機能をオープン・ソースのGraphite監視ツールと容易に統合できます。
OpsCenterバージョン6.1.2以降では、DSEクラスターのロールアップ・テーブルへのメトリクスの格納をバイパスすることができます。Graphiteラボ機能がOpsCenterで有効になっている場合、
bypass_dse_metrics_storage
オプションをTrue
に設定すると、メトリクスの冗長ストレージをバイパスします。警告: DSEメトリクス・ストレージが無効になっているが、メトリクスの受信用にGraphiteレポーターが構成されていない場合、メトリクス・ストレージのオプションを有効にする必要があるという警告がログに記録されます。
始める前に
手順
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編集するcluster_name.confを開きます。cluster_nameをクラスターの名前に置き換えます。クラスター構成ファイルでエージェント・オプションを設定すると、各ノードのaddress.yamlで対応するプロパティが設定されます。
お使いの環境で必要な場合は、編集する address.yamlを開き、ノード・レベルで構成します。特定の構成のオーバーライドが必要なすべてのノードについてこの手順を繰り返します。
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次の構成オプションを追加します。
- [labs] graphite_host
- graphite_hostを設定すると、指定されたアドレスのGraphiteサーバーにメトリクスを転送できます。graphite_hostを空白にすると、Graphiteサーバーへのメトリクスの転送が無効になります。
- [labs] graphite_port
- Graphiteのプレーンテキスト・プロトコルのポート。
- [labs] graphite_prefix
- メトリクスを挿入するプレフィックス。
- [labs] bypass_dse_metrics_storage
- 監視対象のDSEクラスターまたは別のストレージDSEクラスターへのメトリクスの格納を有効または無効にします。デフォルトでは、メトリクスはDSEの監視対象のクラスターまたはストレージ・クラスターに格納されます。デフォルト:False。
[labs] graphite_host = 127.0.0.1 graphite_port = 2003 graphite_prefix = opscenter bypass_dse_metrics_storage = True
- 構成ファイルを保存します。
- OpsCenterデーモンを再起動します。
- オプション: address.yamlを変更した場合は、DataStaxエージェントを再起動します。