スロー・クエリーのトレース
識別されているスロー・クエリーをトレースして、クエリー内のステージを表示し、パフォーマンスのボトルネックの発生場所を特定します。非定型CQLクエリーをトレースします。
スロー・クエリーをトレースして、クエリー内のステージを表示し、パフォーマンスのボトルネックの発生場所を特定します。
始める前に
OpsCenterのクエリーのトレース機能にアクセスするには、ユーザー・ロールにパーミッションが付与されている必要があります。管理者ロールを持つこれらのユーザーには完全な権限が付与されています。
警告: スロー・クエリー・コンソールに初めてアクセスすると、クエリーのトレース時にデータまたはパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があることを示す警告ダイアログが表示されます。説明を確認し、[I Understand]を選択し、[Close]をクリックして続行します。
手順
- をクリックします。
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Performance Service(パフォーマンス・サービス)の[Configure]リンクをクリックします。
[Overview]タブにパフォーマンスのパネルが表示されます。
- [Slow Queries]パネルをクリックします。
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[Slow Queries]リストからクエリーを選択します。
クエリー・ボックスにCQLクエリーが表示され、構文がハイライト表示されます。リストからクエリーを選択すると、クエリーのキースペースが自動的に選択されます。
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[Trace]をクリックします。
クエリー内の各ステージが実行され、タイムスタンプや経過時間(秒単位)などが表示されます。クエリーの中で最も実行時間の長いステージを確認するには、[Elapsed Time]カラムでクエリーをソートします。[Source]リストにあるノードのIPアドレスが赤色でハイライト表示されます。
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クエリーを調整するには、[Consistency]または[Coordinator]リストからオプションを選択し、追加のトレースを実行してみます。
一般に、キースペースを選択しても、[Slow Queries]リストで選択したクエリーのトレースには適用されません。これは、この操作が対象のクエリーに対して既に実行されているためです。名前は同じだが、別のキースペースに含まれているテーブルがある場合は、トレースするキースペースを選択します。スロー・クエリーでは、システムまたはOpsCenterキースペースは除外されます。
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非定型クエリーを実行するには、以下の手順を実行します。
- CQL文をクエリー・ボックスに直接入力します。
- [Consistency]、[Keyspace]、または[Coordinator]リストから選択します。
- [Trace]をクリックします。