構成値の手動による暗号化
機密構成値を手動で暗号化するにはシステム・キー・ツールを使用します。
機密構成値を手動で暗号化するにはシステム・キー・ツールを使用します。手動で構成ファイルを編集するには、値を手動で暗号化し、適切な場所にコピーする必要があります。
cluster_name.conf
cluster_name.confファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。- パッケージ・インストール:/etc/opscenter/clusters/cluster_name.conf
- tarボール・インストール:install_location/conf/clusters/cluster_name.conf
手順
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OpsCenterデーモン(opscenterd)のディレクトリーに変更します。たとえば、パッケージ・インストールのopscenterdディレクトリーは/usr/share/opscenter/binなどになります。
cd path_to/opscenterd_directory
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valueパラメーターを指定してシステム・キー・ツールを実行します。
opscenter_system_key_tool value
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プロンプトが表示されたら、暗号化する値を入力し、確定します。
Enter value to encrypt: Confirm value to encrypt:
システム・キー・ツールに暗号化した値が表示されます。 -
暗号化した値をコピーし、構成ファイルの適切な場所にペーストします。既存のクラスターの場合、cluster_name.conf ファイルの暗号化が必要なフィールドを手動で更新します。
重要: 新しいクラスターまたはノードの場合、暗号化した値をパスワードなどの暗号化が必要なOpsCenterインターフェイスのフィールドにペーストしないでください。OpsCenterは、自動的にパスワードなどの機密フィールドを暗号化し、その暗号化した値を構成ファイルに書き込みます。
- 暗号化が必要な各構成値に対して前述の手順を繰り返します。
- OpsCenterを再起動します。