DSE OpsCenter 6.7の新機能

OpsCenter Monitoring(OpsCenterモニタリング)およびLifecycle Managerの最新メジャー・リリースのDataStax Enterprirseクラスター向け新機能と機能強化。

以下のページでは、以前のメジャーバージョンからのメジャー変更を含む、DataStax Enterprise (DSE) OpsCenter 6.7リリースの新機能について説明します。

関連するチケット番号や回避策のKB記事へのリンクを含む、機能強化、解決された問題、既知の問題の詳細なリストについては、インストールされているバージョンのOpsCenterのリリース・ノート既知の問題を参照してください。

アップグレード方法については、DSE OpsCenterのアップグレードを参照してください。

新機能

最新のDSE OpsCenterバージョン6.7リリースで注目すべき新機能と機能強化は次のとおりです。

DataStax Enterprise 6.7
  • DSE 6.7クラスターのプロビジョニングと監視のサポートが追加されました。
  • DSE 6.7をフル・サポートする新しいDataStax Enterprise Javaドライバーにアップグレードされました。
Lifecycle Manager(LCM)
  • DSEノードに構成変更をデプロイするLifecycle Managerのリモート実行コンポーネントであるMeldは、Pythonランタイムに依存しなくなりました。
  • LCMが管理するJavaインストールで、Oracle Javaの代わりにOpenJDKが使用されるようになりました。この変更によりライセンシングが簡略化され、継続的なサポートが確実なものとなります。
  • LCMのデフォルトのジョブ同時実行ポリシーが単一インストール・ポリシーと同じように動作するようになりました。このデフォルト設定により、ジョブの実行速度が遅くなる代わりにインストール・ジョブの堅牢性が向上します。
Backup Service(バックアップ・サービス)
  • バックアップと復元操作にAzure Blob StorageとAmazon S3対応のストレージ・サポートが含まれるようになりました。
  • 復元を実行するとき、OpsCenterはSSTableloaderをバイパスしてパフォーマンスを大幅に向上させる新しいデフォルトの復元メカニズムを使用するようになりました。

OpsCenter 6.5からのアップデート

OpsCenter 6.5のメジャー・リリースからのアップデートでの変更点は以下のとおりです。

LCMによるデフォルト・オプションとしてのOpenJDKのインストール

2019年1月より、Oracle Java 8の公開更新が終了したため、商用ユーザーは更新を取得するために追加のライセンスを支払って購入する必要があります。

ライセンスの継続を簡素化するために、OpsCenter 6.7.0のLCMでは、デフォルトのオプションとして、OpenJDKのインストールのサポートを導入しています。LCMは、.debまたは.rpmパッケージでオペレーティング・システム・ベンダーから配布されたものとして、OpenJDKをインストールします。既存のクラスターは、OpsCenter 6.7.0内で最初のインストールまたはアップグレード・ジョブを実行する前にOracleがJavaベンダーとして明示的に選択されていない限り、OpenJDKに移行します。

この変更がOpsCenterインストールに与える影響を理解するには、「Lifecycle ManagerでのJavaベンダーの選択」を参照してください。