キースペース・ウィザード

クラスター内で新しいキースペースを作成、編集、または複製する有効なCQL文を生成するためのウィザード。

[New Keyspace]および関連する[Edit Keyspace]ウィザードと[Clone Keyspace]ウィザードは、指定されたクラスター内で新しいキースペースを作成、編集、または複製する有効なCQL文を生成します。

[New Keyspace]ウィザード

[New Keyspace]ウィザードを表示するには、次のようにします。
  • [File] > [New] > [Keyspace]の順にメニュー項目を選択します。
  • スキーマ・ナビゲーターを右クリックし、[New Keyspace]を選択します。
  • キーボードのショートカット⌥⇧+⌘+K(Mac OS X)またはCtrl+Alt+Shift+K(Linux/Windows)を押します。
パネル間を移動するには、[Previous]ボタンと[Next]ボタンを使用します。また[Last]ボタンを押すと、現在のパネルから[Summary]パネルに移動します。これは、中間のパネルのフィールドを編集しない場合に使用します。

[New Keyspace]ウィザードの最初のパネル([Basic Settings])が表示されます。このパネルには2つのペインがあります。1つはキースペースの設定を表示してこれらの設定を編集するためのペインで、[CQL Preview]ペインは最初のペインの値から生成されるキースペースを作成するためのCQL文を表示します。

編集可能なフィールドは次のとおりです。
Connection
既存の接続を選択するか、新しい接続を作成します。
キースペース名
有効なキースペース名を入力します(無効な名前は赤で示されます)。
Replication strategy
使用するデータ・レプリケーション・ストラテジ・クラス(SimpleStrategyの単一データ・センターまたはNetworkTopologyStrategyの複数データ・センター)。ストラテジは、レプリカの配置場所を決定します。
  • Replication factor:使用するレプリケーション係数。係数は、クラスター全体のレプリカの数です。
Durable writes
このプロパティを設定すると、キースペースに書き込まれたデータはコミット・ログに記録されません。

[Next]を選択すると、[New Keyspace]ウィザードの2番目のパネル([Summary])が表示されます。

編集可能なフィールドは次のとおりです。
  • 生成された文を現在の接続を使用して実行するかどうか。
  • 生成された文を挿入する場所。
    • 新しいCQLエディター・ペイン
    • 既存のCQLエディター・ペイン

どちらのパネルにも編集不可の[CQL preview]ペインがあり、ウィザードの編集可能なフィールドの現在値に従って生成されるCQL文が表示されます。

[Edit Keyspace]ウィザード

[Edit Keyspace]ウィザードおよび[Clone Keyspace]ウィザードには[New Keyspace]ウィザードと同じGUIパネルがありますが、これらは構成データを各フィールドに読み込んで、キースペースを編集または複製できるようにします。

注: いずれかのシステム・キースペース・ノード(systemsystem_authsystem_distributedなど)が選択されている場合、このキースペースを変更することは推奨されないため、コンテキスト・メニューで選択できる項目は[New Keyspace]のみになります。

[Export Keyspace]ウィザード

[Export Keyspace]ウィザードは、キースペースを作成するデータ定義言語をエクスポートするための単一の[Summary]パネルで構成されています。[Export Keyspace]ウィザードにアクセスするには、[Schema Navigator]内のキースペースを右クリックします。ウィザードには、キースペースを再作成するCQLが生成されていることを確認するためのCQLプレビュー・パネルがあります。

次のキースペース・オブジェクトがエクスポートされます。
  • ユーザー定義型
  • テーブル
  • インデックス
  • マテリアライズド・ビュー
  • 関数
  • 集計

CQLは既存のクエリー・エディターにインポートするか、新しいエディターを作成することができます。