mkdir
1つまたは複数の新しいディレクトリーを作成します。
1つまたは複数の新しいディレクトリーを作成します。
構文
mkdir [-p] [-b size_in_bytes] [-n num_nodes] [-c encoder_name] [-m permission_mode] [--no-force-sync] [--force-sync] new_directory_name [new_directory_name ...]
構文規則 | 説明 |
---|---|
大文字 | リテラル・キーワード。 |
小文字 | リテラル以外。 |
Italics |
変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。 |
[ ] |
任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。 |
( ) |
グループ。丸かっこ(( ) )は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。 |
| |
または。縦棒(| )で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。 |
... |
繰り返し可能。省略記号(... )は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。 |
'Literal string' |
単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。 |
{ key:value } |
マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。 |
<datatype1,datatype2> |
セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< > )で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。 |
cql_statement; |
CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。 |
[ -- ] |
コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(-- )で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。 |
' <schema> ...</schema> ' |
検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。 |
@xml_entity='xml_entity_type' |
検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。 |
定義
短い形式と長い形式のパラメーターはカンマで区切られています。
コマンド引数
- -b, --block-size size_in_bytes
新しいディレクトリにあるファイルの推奨ブロック・サイズ(バイト単位)。
デフォルトは、64 MBです。
- -c, --compression-encoder encoder_name
- 圧縮エンコーダーの名前。DSEにはLZ4圧縮エンコーダーが同梱されています。
- new_directory_name
- DSEFSファイル・システムの新しいディレクトリー。
- 明示的なファイル・システムのプレフィックス
dsefs:
およびfile:
がサポートされています。
- 明示的なファイル・システムのプレフィックス
- --force-sync
- 終了時に、このディレクトリーのファイルとストレージ・デバイスを同期します。ディレクトリーで作成され、オプションを継承するファイル。
- -m, --permission-mode permission_mode
- 所有者、グループ、およびその他のパーミッション・モードの8進数表現。
- 0 – パーミッションなし
- 1 – 実行
- 2 – 書き込み
- 3 – 書き込んで実行
- 4 – 読み取り
- 5 – 読み取って実行
- 6 – 読み取りと書き込み
- 7 – 読み取り、書き込み、実行
- --no-force-sync
- 終了する際、このディレクトリー内のファイルを、ストレージ・デバイスと同期しないでください。ディレクトリーで作成され、オプションを継承するファイル。
- -n, --redundancy-factor num_nodes
- ファイル・データのレプリカの数を作成します。データベースのキースペースのレプリケーション係数に似ていますが、より詳細です。
- データを損失するよりも先に障害が発生しても構わないノードの数よりも1大きい数。たとえば、2つのノードまで障害が発生しても許容される場合は、この値を3に設定します。
- 単純なレプリケーションでは、レプリケーション係数と同じ値を使用します。
- デフォルト値は3です。
- -p, --parents
- 必要に応じて、親ディレクトリーを作成します。親ディレクトリーが存在していてもエラーにはなりません。
例
32 MBブロック・サイズ、 冗長性係数2、終了時にファイルを同期という設定で新しいディレクトリーを作成する
dsefs dsefs://127.0.0.1:5598/ > mkdir -b 32000000 -n 2 --force-sync file:new_directory