nodetool setlogginglevel

特定のコンポーネントまたはクラスのログ・レベルのしきい値を設定します。

特定のコンポーネントまたはクラスのログ・レベルのしきい値を設定します。

ヒント: logback-text.xmlファイルを変更せずに、このコマンドを使用してサービスのロギング・レベルを設定します。

構文

nodetool [connection_options] setlogginglevel
[--] component | class level
1. 凡例
構文規則 説明
大文字 リテラル・キーワード。
小文字 リテラル以外。
Italics 変数値。有効なオプションまたはユーザー定義値と置き換えます。
[ ] 任意。角かっこ( [] )で任意のコマンド引数を囲みます。角かっこは入力しないでください。
( ) グループ。丸かっこ(( ))は、選択肢を含むグループを示します。丸かっこは入力しないでください。
| または。縦棒(|)で代替要素を区切ります。要素のいずれかを入力してください。縦棒は入力しないでください。
... 繰り返し可能。省略記号(...)は、構文要素を必要な回数だけ繰り返すことができることを示します。
'Literal string' 単一引用符( ' )でCQL文内のリテラル文字を囲みます。大文字を維持するには、単一引用符を使用します。
{ key:value } マップ・コレクション。中かっこ( { } )でマップ・コレクションまたはキーと値のペアを囲みます。コロンでキーと値を区切ります。
<datatype1,datatype2> セット、リスト、マップ、またはタプル。山かっこ(< >)で、セット、リスト、マップまたはタプル内のデータ型を囲みます。データ型をカンマで区切ります。
cql_statement; CQL文の終了。セミコロン( ; )ですべてのCQL文を終了します。
[ -- ] コマンドライン・オプションとコマンド引数は、2つのハイフン(--)で区切ります。この構文は、引数がコマンドライン・オプションと間違われる可能性がある場合に役立ちます。
' <schema> ...</schema> ' 検索CQLのみ:単一引用符( ' )でXMLスキーマ宣言全体を囲みます。
@xml_entity='xml_entity_type' 検索CQLのみ:スキーマ・ファイルおよびsolrconfigファイル内のXML要素を上書きする実体とリテラル値を示します。

定義

短い形式と長い形式のパラメーターはカンマで区切られています。

接続オプション

-h, --host hostname
リモート・ノードのホスト名またはIPアドレス。省略した場合、デフォルトはローカル・マシンです。
-p, --port jmx_port
JMXポート番号。
-pw, --password jmxpassword
セキュアなJMXで認証するためのJMXパスワード。パスワードを入力しないと、入力するように求められます。
-pwf, --password-file jmx_password_filepath
JMX認証用の資格情報を格納するファイルへのファイルパス。
-u, --username jmx_username
セキュアなJMXで認証するためのユーザー名。

コマンド引数

--
オプションと間違えられる可能性のある引数とオプションを区切ります。
class
ログclass修飾子では、以下の値が有効です。
  • org.apache.cassandra
  • org.apache.cassandra.db
  • org.apache.cassandra.service.StorageProxy
component
ログ・コンポーネント修飾子では、以下の値が有効です。
  • bootstrap
  • compaction
  • cql
  • repair
  • ring
  • streaming
level
クラス修飾子とコマンドのレベル引数の両方が空またはNullの場合、ロギング・レベルは初期設定にリセットされます。
ログ・レベル設定の有効値には、すべてのレベルの情報をロギングする「ALL」、「TRACE」から「ERROR」まで、さらにロギングなしの「OFF」があります。TRACEで最も冗長なログが作成され、ERRORで最も低いレベルのログが作成されます。
  • ALL
  • TRACE
  • DEBUG
  • INFO(デフォルト)
  • WARN
  • ERROR
  • OFF
注: TRACEまたはDEBUGに設定されると、出力はdebug.logにのみ表示されます。INFOに設定すると、debug.logは無効になります。

StorageProxyサービスをデバッグ・レベルに設定します

nodetool setlogginglevel org.apache.cassandra.service.StorageProxy DEBUG
注: コンパクション用の拡張ロギングがサポートされ、テーブル構成が必要です。拡張コンパクション・ログは別ファイルに格納されます。