クラスターの追加

クラスターを追加し、Lifecycle ManagerでDataStax Enterpriseクラスターのインストールと構成を一元管理します。

クラスターを追加し、Lifecycle ManagerでDataStax Enterpriseクラスターのインストールと構成を一元管理します。デフォルトでは、クラスター内のすべてのデータ・センターは、データ・センター・モデルの作成時にオーバーライドされていない限り、クラスター・レベルから構成ファイルを継承します。デフォルトでは、データ・センター内のすべてのノードは、ノード・モデルの作成時にオーバーライドされていない限り、データ・センター・レベルから構成ファイルを継承します。また、SSH設定は、データ・センターまたはノード・レベルで継承することもオーバーライドすることもできます。リポジトリはクラスター・レベルでのみ指定され、データ・センターとノードに継承されます。

始める前に

重要: 既存のクラスターでノード間の暗号化を有効にすると、クラスターで転送中にネットワーク・パーティションが発生し、整合性が一時的に失われます。可能であれば、クラスターを最初に作成するときにノード間の暗号化を使用するかどうかを選択してください。「LCMを使用したDSE用のSSL/TLSの構成」を参照してください。

手順

  1. Lifecycle Managerのナビゲーション・メニューから[Clusters]をクリックします。クラスターをまだ作成していない場合は、[Getting Started]ページの「adding a cluster」リンクをクリックします。
  2. [Clusters]ペインの上の[+](プラス)記号をクリックします。

    [Add Cluster]ダイアログが表示されます。

  3. 必須: クラスターの名前を入力します。この名前が、DataStax EnterpriseとLifecycle Managerの両方のクラスター名になります。

    LCMによってcassandra.yamlcluster_nameフィールドに入力した値が挿入されるため、[Save]をクリックした後にクラスター名を編集することはできません。

  4. ノードが存在するマシンへのアクセスに使用するため事前定義のSSH認証情報を選択します。
  5. オプション: デフォルトの22をオーバーライドするには、SSH管理ポートを指定します。
  6. クラスター・レベルで適用するため事前定義の構成プロファイルを選択します。構成プロファイルがデータ・センターまたはノード・レベルで指定されていない場合、これらのレベルにはクラスターから継承されます。
  7. オプション: クラスターに関する説明のコメントを入力します。たとえば、開発用クラスター、実稼働用クラスターなど。
  8. DataStax Enterpriseインストール・パッケージにアクセスする事前定義のリポジトリを選択します。データ・センターとノードは、クラスター・レベルからリポジトリを継承します。データ・センターまたはノード・レベルのリポジトリを指定する必要はありません。
  9. [Save]をクリックします。
    新しく指定したクラスターが[Clusters]ペインに表示されます。クラスターのタイトルをクリックすると、その詳細が表示されます。[Datacenters]ペインが表示されます。

次のタスク

  1. 別のクラスターを追加します。必要に応じてこの手順を繰り返します。
  2. クラスターにデータ・センターを追加します
  3. データ・センターにノードを追加します
  4. インストール・ジョブを実行します。Lifecycle Managerによってインストール・ジョブ中にクラスターが正常に作成されると、クラスターを監視および管理するため[OpsCenter]ワークスペースにそのクラスターが自動的に追加されます。