パフォーマンス・データの有効期限の変更
OpsCenterに格納されたパフォーマンス・データは、構成された期間が経過すると期限切れになります。
cluster_name.conf
cluster_name.confファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
- パッケージ・インストール:/etc/opscenter/clusters/cluster_name.conf
- tarボール・インストール:install_location/conf/clusters/cluster_name.conf
OpsCenterに格納されたパフォーマンス・データは、構成された期間が経過すると期限切れになります。デフォルト値は、データの効率的なコンパクションと最終的な削除を行うことができるように設計されており、有効期限が短いほど、大容量のデータを細かくロールアップできます。
- 1分間ロールアップ(1min_ttl)では、1週間後、つまり604800秒後に期限が切れます。
- 5分間ロールアップ(5min_ttl)では、4週間後、つまり2419200秒後に期限が切れます。
- 2時間ロールアップ(2hr_ttl)では、1年後、つまり31536000秒後に期限が切れます。
有効期限を変更するには:
この例では、1分間および5分間ロールアップはデフォルトの半分の期間で期限が切れるように設定し、2時間ロールアップは無期限に保持されるように設定しています(有効期限は無効です)。24時間ロールアップは格納されません。
手順
- cluster_name.confファイルを編集します。
-
[cassandra_metrics]
セクションに次のTime To Live(ttl)値を秒単位で追加します。[cassandra_metrics] 1min_ttl = 302400 5min_ttl = 1209600 2hr_ttl = 0 24hr_ttl = -1
-
OpsCenterを再起動します。
OpsCenterの再起動後に収集されたデータは、新しい設定に従って有効期限が設定されます。OpsCenterの再起動前に収集されたデータは、収集された時点の設定に従って有効期限が設定されます。