OpsCenter 6.1.3リリース・ノート
OpsCenter version 6.1.3リリースのリリース・ノートです。
ハイライト
- LCMでDSEのインストール時にOSでサポートされているプラットフォームのチェックが追加されました。
- バックアップをAmazon S3に一括読み込みするときにAWS SDKではなくAWS CLIを使用するためのラボ機能が追加されました。パフォーマンスが大幅に強化されます!
- サーバー内バックアップのスナップショットをデスティネーションと同期する機能が追加されました。
アップグレード情報
重要: 『DataStax OpsCenterアップグレード・ガイド』に記載されているリリースに関する6.1の変更点を必ずご確認ください。構成とその他の注目すべき変更点について詳細に説明されています。
互換性
OpsCenter 6.xでサポートされているDataStax Enterpriseのバージョンについては、OpsCenterの互換性のチャートを参照してください。
既知の問題点
重要: 実稼働環境のDSEクラスターで新しいOpsCenterバージョンを実行する前に、既知の問題点のリストを必ずご確認ください。
Core
- すべてのAPI呼び出しのタイムアウトは、
default_api_timeout
設定に比例します。(OPSC-12206) - [Nodes]ページの[Status]パネルに表示と非表示を切り替える機能が追加されました。(OPSC-12424)
- ノード・リストのツールヒントのメモリ・リークが修正されました。(OPSC-12614)
- ログイン試行が失敗した後にLDAPソケットが開いたままになる問題が修正されました。(OPSC-12656)
- [Services]パネルの初期化中に読み込みの標識が表示されるようになりました。(OPSC-12714)
- サーバーの再起動後に[Services]パネルがエラー状態のままになるバグが修正されました。(OPSC-12749)
- クラスター・リングのポップアップ・メニューの[View in List]リンクの破損が修正されました。(OPSC-12786)
- エージェントがダウンしているノードの詳細情報が要求されたときのスタック・トレースが修正されました。(OPSC-12788)
- 構成変更中のバグが原因でDataStaxエージェントが応答を停止する問題が修正されました。(OPSC-12921)
Backup Service(バックアップ・サービス)
- サーバー内バックアップのスナップショットをデスティネーションと同期する機能が追加されました。(OPSC-12574)
- バックアップとデスティネーションとの同期を自動的にリトライする機能が追加されました。(OPSC-12575)
- バックアップ中のDataStaxエージェントの回復性が改善されました。(OPSC-12576)
- Amazon S3へのバックアップ時にS3 APIではなく一括アップロード用のAWS CLI(コマンドライン・インターフェイス)スクリプトを使用する構成オプションが追加されました。Amazon S3 cliの使用はラボ機能で、有効にする必要があります。(OPSC-12688)
- デスティネーションの検証タイムアウトが構成可能になりました。(OPSC-10409)
- Backup Service(バックアップ・サービス)のローカル・ファイル・システムのデスティネーションでスロットル・パラメーターが優先されるようになりました。(OPSC-12174)
- ブラウザー・ウィンドウが小さい場合のダイアログのコンテンツのスクロールが修正されました。(OPSC-12562)
- バックアップが失敗するとopscenterdログに過剰なエラー・メッセージが記録される問題が修正されました。(OPSC-11122)
- 進行状況メッセージの欠落に対してバックアップ・プロセスの回復力が強化されました。(OPSC-12758)
- Backup Service(バックアップ・サービス)によってスナップショットが作成されたときのファイル記述子のリークに関する修正が含まれています。(OPSC-12900)
- 復元率がUIに表示されない問題が修正されました。(OPSC-12974)
- 複数のバックアップがスケジュールされているとUIリストに何も表示されない問題が修正されました。(OPSC-12873)
Repair Service
- Repair Serviceが非アクティブであることが検出されると[Status]タブから切り替わるようになりました。(OPSC-11223)
- Repair Serviceのステータスが長時間オープンのままだとUIの処理速度が遅くなる問題が修正されました。(OPSC-12833)
- 下部の[Repair Tasks]パネルを削除してrepair-status APIエンドポイントを最適化することで、Repair Serviceの[Status]ページのopscenterdのメモリー不足エラーに関する問題が修正されました。(OPSC-12857)
- エージェントの最小バージョンが誤って表示されるバグが修正されました。(OPSC-12896)
Performance Service(パフォーマンス・サービス)
- Performance Service(パフォーマンス・サービス)の[Slow Queries]ページのカラムのソートが修正されました。(OPSC-11704)
Best Practice Service(ベスト・プラクティス・サービス)
- セカンダリ・インデックス・カーディナリティのベスト・プラクティス・ルールがシステムのキースペースについて失敗することがなくなりました。(OPSC-6913)
Lifecycle Manager(LCM)プロビジョニング
- PIDファイル・パーミッションに関するMeldエラーが改善され、より詳しくなりました。(OPSC-12537)
- LCMはインストールおよびインポート・ジョブ中にチェックを実行し、インストールされるDSEバージョンに対してOSプラットフォームがサポートされていることを確認します。この動作は、
opscenterd.conf
のlifecycle_manager
セクションの新しいdisable_platform_check
構成オプションでオーバーライドできます。(OPSC-11592) - LCMクラスター、データ・センター、およびノードの編集ページでコメントが表示されない場合があるバグが修正されました。(OPSC-12558)
- LCMの
user_defined
構成プロファイル・エディターに関するレンダリングの問題が修正されました。(OPSC-12559)