スロー・クエリー・ログの構成

OpsCenter Performance Service(OpsCenterパフォーマンス・サービス)でスロー・クエリー・ログを構成します。OpsCenterは、構成されているしきい値より時間がかかったクエリーを記録します。

Performance Service(パフォーマンス・サービス)でスロー・クエリー・ログ・パラメーターを構成します。スロー・クエリー・ログを調べて、実行に時間がかかったクエリーを特定して追跡します。スロー・クエリーは、パフォーマンスの最適化に貢献できる可能性があります。スロー・クエリー・ログが有効になっている場合、OpsCenterは、割り当てられているしきい値より時間がかかったクエリーを記録します。

始める前に

注: dse_perfキースペースのデフォルトのレプリケーションを確認し、必要であれば更新します。デフォルト値を大きくする必要がある場合があります。[Data] > [dse_perf keyspace] > [Keyspace Settings Edit]をクリックします。

必要に応じてOpsCenter Data Keyspace Settingsでdse_perf keyspaceのRFを調整する

手順

  1. クラスター名 > [Services]をクリックします。
  2. Performance Service(パフォーマンス・サービス)に応じて[Configure]または[Details]リンクをクリックします。
  3. [Settings]タブをクリックします。

  4. スロー・クエリー・ログの[Configure]リンクをクリックします。
    Configure Slow Query Log]ダイアログが表示されます。

  5. ボタンをクリックして[On]の位置にします。
  6. オプション: デフォルト(200ミリ秒)をオーバーライドするには、[Threshold]に値を入力します。過剰なオーバーヘッドを防ぐため、しきい値は15ミリ秒より大きい値に設定する必要があります。割り当てられているしきい値より時間がかかったクエリーは、dse_perfキースペース内のnode_slow_logテーブルに記録されます。

    node_slow_logテーブルのCQLは、OpsCenter Monitoring(OpsCenterモニタリング)の[Data]領域に表示できます。

    Dse_perfキースペースのnode_slow_logのCQLをOpsCenter Monitoring(OpsCenterモニタリング)の[Data]領域に表示する

    各列の情報については、「CQLスロー・ログ・テーブル」を参照してください。CQLを使用してスロー・クエリーを収集およびエクスポートする方法については、「スロー・クエリーの収集」を参照してください。

  7. オプション: デフォルト(900秒)をオーバーライドするには、[Time To Live](TTL)にTTLを入力します。TTLは、スロー・クエリーのレコードをデータベースから自動的に削除する前に待機する期間を示します。
  8. [Save]をクリックします。