OpsCenterポートのリファレンス

OpsCenter、Lifecycle Manager、およびDataStaxエージェントで使用されるデフォルトのポート番号。

ファイアウォール・ルールを設定するためのOpsCenterポートのリファレンス

opscenterd.conf

opscenterd.confファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
  • パッケージ・インストール:/etc/opscenter/opscenterd.conf
  • tarボール・インストール:install_location/conf/opscenterd.conf

address.yaml

address.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
  • パッケージ・インストール:/var/lib/datastax-agent/conf/address.yaml
  • tarボール・インストール:install_location/conf/address.yaml

cassandra.yaml

cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/dse/cassandra/cassandra.yaml
tarボール・インストール installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml

cluster_name.conf

cluster_name.confファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
  • パッケージ・インストール:/etc/opscenter/clusters/cluster_name.conf
  • tarボール・インストール:install_location/conf/clusters/cluster_name.conf

ファイアウォール・ルールを構成する場合に、ガイダンスとしてOpsCenterポートのリファレンスを使用してください。ポートのリファレンスでは、OpsCenter、Lifecycle Manager、およびDataStaxエージェントで使用されるデフォルトのポート番号の詳細を説明します。ポートはデフォルトに設定されます。ポートのデフォルトをオーバーライドするための構成オプション、構成ファイル、UIの場所を以下の表の説明欄に示します。

1. OpsCenterポート
ポート/プロトコル ソース デスティネーション 説明
8888/TCP 管理用ワークステーション OpsCenterサーバー OpsCenter Webベースのユーザー・インターフェイス。opscenterdデーモンは、ブラウザーから直接送られるHTTP要求をこのポートでリッスンします。

opscenterd.confの[webserver] portオプションを使用して構成します。opscenterd.conf

DSEノード OpsCenterサーバー LCM Meld構成およびジョブ・イベント。Opscenterdデーモンは、エージェント・プロセスのプロビジョニングおよびインストール時にDSEノードから送られる構成要求とジョブ・イベントをこのポートでリッスンします。

opscenterd.confの[webserver] portオプションを使用して構成します。opscenterd.conf

7199/TCP DataStax Agent DSE JMXモニタリング・ポート。各エージェントは、ローカル・ノード(DataStax Enterpriseプロセスがこのポートでリッスンする)へのJMX接続を開きます。JMXプロトコルは、最初のハンドシェイク後に、ランダムに選択されたポート(1024+)に再接続するようクライアントに要求します。
注: ファイアウォールの目的で、このローカル・ポートを設定する必要はありません。

opscenterd.confの[jmx] portオプションを使用して構成します。cluster_name.confまたは必要に応じてaddress.yaml

8443/TCP 管理用ワークステーション OpsCenterサーバー SSL。SSLトラフィックを処理するポート。opscenterdデーモンは、ポート8888からリダイレクトされるHTTP要求をこのポートでリッスンします。SSLポートは、SSLが有効な場合の代替UI/APIポートです。SSLがオンのとき、8888は8443にリダイレクトし、コンテンツは提供しません。

opscenterd.conf[webserver] ssl_portを使用して構成します。

DSEノード OpsCenterサーバー LCM Meld構成およびジョブ・イベント。Opscenterdデーモンは、エージェント・プロセスのプロビジョニングおよびインストール時にDSEノードから送られる構成要求とジョブ・イベントをこのポートでリッスンします。

opscenterd.conf[webserver] ssl_portを使用して構成します。

25/TCP(SSLなし)465(SSL) OpsCenterサーバー SMTPサーバー 電子メール・アラート用のSMTP。「SMTP電子メール・アラートの有効化」を参照してください。

1つ以上の固有の名前のconfig_location/event-plugins/email.confファイルで構成します。

9042/TCP OpsCenterサーバー DSE ネイティブ・トランスポート:cassandra.yamlのnative_transport_portで構成されるクラスターのネイティブ・トランスポート・ポート。cassandra.yaml。ポート9042は、OpsCenterサーバーからすべてのDSEノードに対して開いている必要があります。
cluster_name.confのcql_portオプションを使用して構成します。cluster_name.conf
注: ポートは、ストレージ・クラスターでも開いている必要があります。[storage_cassandra] cql_portを使用して構成します。
DataStax Agent DSE エージェントとopscenterdは、native_transport_portに接続できなければなりません。
注: ファイアウォールの目的で、このローカル・ポートを設定する必要はありません。
61619/TCP OpsCenterサーバー OpsCenterサーバー OpsCenter stompポート。StompサービスでOpsCenterサーバーの内部通信に使用されるポートです。
注: ファイアウォールの目的で、このローカル・ポートを設定する必要はありません。

opscenterd.conf[agents] incoming_portを使用して構成します。

61620/TCP DataStaxエージェント OpsCenterサーバー Stompを介したエージェントの通信。opscenterdデーモンは、エージェントから送られるTCPトラフィックをこのポートでリッスンします。

address.yamlstomp_portオプションを使用して構成します。

61621/TCP OpsCenterサーバー DataStaxエージェント DataStaxエージェントのhttp/httpsサービスのDataStaxエージェント・ポート。エージェントは、OpsCenterが開始したTCPトラフィックをこのポートでリッスンします。OpsCenterとエージェントの構成に応じて、トラフィックはhttpプロトコルまたはhttpsプロトコルのいずれかになります。

cluster_name.confまたはaddress.yaml[agents] api_portを使用して構成します。

22/TCP OpsCenterサーバー LCMデプロイ・ターゲットとエージェント・インストール・デプロイ・ターゲット SSH。標準SSH(セキュア・シェル)ポート。Lifecycle Managerとエージェントのインストール・プロセスは、SSHを介してターゲット・ノードにログインします。
opscenterd.conf[agents] ssh_portを使用して構成されます。
注: SSH管理ポートは、Lifecycle Managerの[Clusters]ワークスペースでクラスター、データ・センター、またはノード・レベルでオーバーライドできます。
443/TCP OpsCenterサーバー OpsCenterダウンロード・ホストopscenter.datastax.com OpsCenter定義。OpsCenter定義ファイルを使用すると、DSEバージョンのサポートを更新できます。OpsCenter自体の更新バージョンにアップグレードする必要はありません。「定義ファイル・プロパティの更新と構成」を参照してください。

opscenterd.conf[definitions] download_portを使用して構成します。

389/TCPおよびUDP OpsCenterサーバー LDAPまたはADサーバー LDAPまたはAD。SSLを使用しないLDAPおよびADのデフォルト・ポートです。

opscenterd.conf[ldap] server_portオプションを使用して構成します。

636/TCPおよびUDP OpsCenterサーバー LDAPまたはADサーバー LDAPまたはAD SSL。LDAPおよびADへのSSLトラフィックのデフォルト・ポートです。

opscenterd.conf[ldap] server_portオプションを使用して構成します。

7080/TCP OpsCenterサーバー DSE SparkジョブUI。SparkジョブUIが公開されるポートです。OpsCenterの[Node Details]ダイアログからSparkコンソール・アクセスでSparkマスター・ノードを表示するようにポートを構成します。

cluster_name.conf[spark] master_http_portオプションを使用して構成します。

SparkワークロードのOpsCenter LCMでデータ・センターを定義する方法については、「データ・センターの追加」を参照してください。DataStax EnterpriseプラットフォームでSparkを使用する方法については、「Sparkを使用したデータの分析」を参照してください。

7081/TCP 管理用ワークステーション OpsCenterサーバー SparkジョブUI。OpsCenterがSparkジョブUIをプロキシ化します。

opscenterd.conf[spark] base_master_proxy_portオプションを使用して構成します。

162/UDP OpsCenterサーバー SNMPマネージャー SNMP。SNMPトラップを受信するSNMPマネージャーのリッスン・ポート。

1つ以上の固有の名前のconfig_location/event-plugins/snmp.confファイルで構成します。

2003/TCP DataStax Agent Graphiteサーバー Graphite。OpsCenterがエクスポートされたメトリクスをGraphiteサーバーに送信するポート。
8125/UDP DataStax Agent StatsDサーバー StatsD。OpsCenterがエクスポートされたメトリクスをStatsDネットワーク・デーモンに送信するポート。
9103 DataStax Agent Prometheusサーバー Prometheus。OpsCenterがエクスポートされたメトリクスをPrometheusサーバーに送信するポート。
3128/TCP LCMターゲット サードパーティのプロキシ・サーバー DSEインストールのLCMのパッケージ・プロキシ・ポート。DataStax Enterpriseのソフトウェア・インストール・パッケージとその依存関係(Javaなど)をダウンロードするためのLifecycle Managerパッケージ・プロキシのデフォルト・ポート。

Lifecycle Manager UIの[Config Profile]の[Package Proxy]セクションで構成します。