メトリクス・コレクションのエクスポート

DSE Metrics Collectorからサポートされる監視ツールにメトリクスをエクスポートします。

DataStax Enterprise(DSE)6.7以降では、DSEメトリクスを集計して既存の監視ソリューションと統合することによって問題解決と修復を容易にする、DSE Metrics Collectorがデフォルトで有効になっています。

Lifecycle Manager(LCM)を使用して、DSE Metrics Collectorからサポートされる監視ツールへのメトリクスのエクスポートを構成できます。LCMでは、Prometheus、Graphite、およびStatsDにメトリクスをエクスポートするための構成ファイルを定義できます。DSE Metrics Collectorはcollectdをベースに構築されているため、各監視ツールのパラメーターはcollectdプラグインに応じて異なります。

LCMによって管理されていないクラスターの場合、メトリクス・コレクションの構成とサポートされる監視ツールへのエクスポートについては、DSE Metrics Collectorのドキュメントを参照してください。

cassandra.yaml

cassandra.yamlファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。
パッケージ・インストール /etc/dse/cassandra/cassandra.yaml
tarボール・インストール installation_location/resources/cassandra/conf/cassandra.yaml

始める前に

DSEクラスターの構成を定義する構成プロファイルを追加します。

手順

  1. Lifecycle Managerのサイド・メニューで[Config Profiles]をクリックします。
  2. [Config Profile][dse.yaml]を選択します。
    1. [DSE Metrics Collector]セクションを見つけます。
    2. DSE Metrics Collectorがメトリクスとメトリクス・ログを格納するディレクトリを定義します。
      重要: DataStaxでは、DSE Metrics Collectorデータ・ディレクトリーの場所を明示的に設定することをお勧めしています。ローカル・データ・ディレクトリーの最大サイズは2 GBを超えないようにしてください。
      insights_options:
          data_dir: /var/lib/cassandra/insights_data
          log_dir: /var/log/cassandra/

      data_dirが設定されていない場合、/insights_dataディレクトリーのデフォルトの場所は/commitlogディレクトリーと同じ場所になります。これは、cassandra.yamlcommitlog_directoryプロパティで定義されています。commitlogディレクトリーのデフォルトの場所は/var/lib/cassandra/commitlogです。

  3. [Config Profile]で、定義する構成ファイルを選択します。
    構成ファイル監視ツール
    10-write-graphite Graphite
    10-write-prom.conf Prometheus
    10-statsd.conf StatsD
  4. 構成ファイルの定義を有効にするには、[enabled]チェックボックスをオンにします。
  5. 構成プロファイルを定義するパラメーターを入力します。必須のパラメーターは、メトリクスのエクスポート先がGraphitePrometheusStatsDのいずれであるかに応じて異なります。

    Graphite

    [Add an item]をクリックしてから、Graphiteサーバーへのメトリクスのエクスポートを構成する次のパラメーターを[Add nodes]ウィンドウで入力します。追加のパラメーターの説明については、collectdのWebサイトに掲載されているwrite_graphiteプラグインのドキュメントを参照してください。

    構成プロファイルを定義した後で、[Save]をクリックします。

    node-name
    Graphiteサーバーにエクスポートするメトリクスのエクスポート元ノードの名前。
    host
    接続先のホスト名またはIPアドレス。

    デフォルトは「localhost」です。

    port
    接続先のポート番号。

    デフォルトは「2003」です。

    reconnect-interval
    ゼロ以外の値に設定すると、Graphiteバックエンドとの接続が周期的に再接続されます。この動作が望ましいのは、Graphiteバックエンドとの接続がロード・バランサーを使用して確立される場合です。ゼロに設定すると、接続が可能な限り開いたままになります。
    protocol
    Graphiteとの接続時に使用するプロトコル。

    デフォルトは「tcp」です。

    log-send-errors
    選択すると、Graphiteにデータを送信するときにエラーがログに記録されます。選択しないと、エラーはログに記録されません。エラー・ロギングを有効にすると、UDPプロトコルを使用する場合に役立ちます。

    Prometheus

    Prometheusサーバーへのメトリクスのエクスポートを構成する次のパラメーターを入力します。追加のパラメーターの説明については、collectdのWebサイトに掲載されているwrite_graphiteプラグインのドキュメントを参照してください。

    port
    組み込みのWebサーバーがリッスンするポート。

    デフォルトは「9103」です。

    staleness-delta
    この時間(秒単位)が経過すると、Prometheusは、指定された期間に更新が行われなかったためメトリクスが安定しているものとみなします。この値は、デフォルトが300秒(5分)であるPrometheusでの設定と一致している必要があります。

    デフォルトは「300」です。

    StatsD

    StatsDネットワーク・デーモンへのメトリクスのエクスポートを構成する次のパラメーターを入力します。追加のパラメーターの説明については、collectdのWebサイトに掲載されているstatsdプラグインのドキュメントを参照してください。

    host
    接続先のホスト名またはIPアドレス。デフォルトで、StatsDはanyアドレスに結合され、任意のホスト・アドレスに送信されるパケットを受け入れます。
    port
    リッスンするUDPポート。サーバー名またはポート番号のいずれかになります。

    デフォルトは「8125」です。

  6. [Save]をクリックし、構成プロファイルに対する変更を保存します。
  7. 構成プロファイルに対する更新内容を伝播する構成ジョブを実行します。
  8. ノードでDSEを再起動し、ディレクトリーの変更を伝播します。