Lifecycle Managerの概要
DataStax Enterprise(DSE)クラスターのプロビジョニングと構成の一元管理を行うLifecycle Manager(LCM)の紹介。Lifecycle Managerを使用するとDataStax Enterpriseクラスターのデプロイと構成が容易になります。
Lifecycle Manager(LCM)は、DataStax Enterprise(DSE)クラスターで使いやすいように設計された、強力なプロビジョニングおよび構成管理システムです。グラフィック・ワークフローによって、DSEを効率よくインストールして構成できるので、プラットフォームに関する広範な知識がなくてもDSEクラスターを効果的に管理できます。
LCMクラスター・トポロジー・モデルを使用すると、データ・センターとノードのトポロジーを含むクラスター構成を完全に定義することができます。LCMモデルは、あらゆる領域のDSE設定が完全に組み込まれている、柔軟性の高い構成可能なプロファイル・システムと連動して動作します。宣言型モデルによって、クラスター、データ・センター、ノードの各レベルでDSEをインストールして構成する際に構成プロファイルなどを簡単に継承できます。
- クラスター、データ・センター、ノードの各レベルに適用する構成プロファイルを定義することで、構成ドリフトを効果的に監視して防止します。
- 各データ・センターのワークロードに対して目的のベースライン構成に従う統一された構成を適用できます。
- インストール・ジョブと構成ジョブを行う際に認証情報を何度も入力する必要がなく、認証情報を安全に格納して、マシンとパッケージ・リポジトリへのアクセスを自動化します。
- ジョブ・ステータスに簡単にアクセスして監視し、記録されたデプロイ・プロセスの各ステップをタイムスタンプ付きで詳細に把握できます。
- 便利な[Jobs]ワークスペースでジョブの詳細にドリル・ダウンしてインストール・ジョブや構成ジョブのトラブルシューティングを行うことができるため、さまざまなログを急いで調べて情報を集める必要はありません。
3分で使用を開始できる
わずか3分でLCMを使用した3ノードのクラスターを作成する方法を学ぶには、次のビデオをご覧ください。ビデオを視聴した後に、独自のDSEクラスターを作成するには、「Lifecycle Managerを使用したDataStax Enterpriseクラスターのインストール」の手順に従ってください。