Lifecycle Managerのサポートされている機能

LCMのサポートされている機能に関する質問にお答えします。

Lifecycle Manager(LCM)は、DataStax Enterprise(DSE)クラスターのプロビジョニングと構成に対して強力な機能を提供します。以下のQ&Aにより、LCMのサポートされている機能について説明します。

DSEクラスターを作成する場合、LCMではいくつのノードをサポートできますか?

LCMでは、最大300個のノードを持つDSEクラスターを作成できます。それよりも大きいクラスターは、LCM Webインターフェイスでは管理できません。十分なヒープ・メモリーを使用できる場合は、OpsCenter APIを使用してさらに大きなクラスターを直接管理できます。

OpsCenterとLCMは、ノードの使用廃止をサポートしていますか?

OpsCenterは、ノードの使用廃止をサポートしています。LCMは現在、ノードの使用廃止を自動化していません。
警告: ノードを使用廃止にした後で、次の構成ジョブまたはインストール・ジョブを実行する前に、対応するノード・モデルをLCMで削除しておく必要があります。そうしないと、LCMによって古いトポロジーの復元が試みられ、予測不可能な結果が生じます。

OpsCenterとLCMは、複数インスタンスのノードをサポートしていますか?

OpsCenterは、複数インスタンスのノードの監視をサポートしています。
注: Lifecycle Managerは現在、DSE Multi-Instanceノード(「高密度ノード」とも呼ばれる)の管理をサポートしていません。

LCMは、どのスニッチをサポートしていますか?

考えられるすべてのトポロジをサポートし、各ノードとは別に構成できる唯一のスニッチであるため、現時点では、LCMでのDSEクラスターの管理またはインポートには、GossipingPropertyFileSnitch(GPFS)のみがサポートされています。

GPFSは、クラスター・トポロジの各ノードでラック設定に応じて自動的に構成されます。GPFSへの移行の詳細については、「PropertyFileSnitchからGossipingPropertyFileSnitchへの移行」を参照してください。

LCMは、どのパーティショナーをサポートしていますか?

LCMは、どのオペレーティング・システムをサポートしていますか?

Lifecycle Managerは、OpsCenterでサポートされているLinux環境でのみ動作します。
注: OpsCenterおよびLifecycle Manager 6.1.3以降では、インストールするDSEのバージョンについて、サポートされているOSプラットフォームのチェックがLCMにより自動的に実行されます。詳細については、「DSEインストールに関するサポートされているOSプラットフォームのチェック」を参照してください。

LCMはコンテナ・オーケストレーション・ツールと統合されていますか?

いいえ。LCMはSSHを使用してターゲット・ノードと通信しており、ターゲット・ノードでは完全な従来のLinuxオペレーティング・システムが必要です。LCMは、IaaS、仮想マシン、ベアメタル・ターゲットでの使用に最適です。