LCMを使用したDSEセキュリティの構成
DataStax Enterpriseクラスターの認証は、Lifecycle Manager構成プロファイルでデフォルトで有効になっています。
opscenterd.conf
opscenterd.confファイルの場所は、インストールのタイプによって異なります。- パッケージ・インストール:/etc/opscenter/opscenterd.conf
- tarボール・インストール:install_location/conf/opscenterd.conf
以下のリンクでは、cassandra.yaml構成ファイルの使用可能なセキュリティ・オプションの詳細を確認できます。
LCMによって生成された内部認証局
証明書を手動で準備してデプロイするプロセスは、セキュリティ機能の使用を妨げる可能性があります。デプロイを簡略化するには、Lifecycle Managerにより必要に応じて内部認証局を使用して証明書を生成します。
- LCMを初めて起動すると、自己署名による2048ビットのRSA認証局が作成され、
[lifecycle_manager].cacerts_directory
(opscenterd.conf内)に格納されます。 - インストール・ジョブまたは構成ジョブを実行する場合、LCMでは、必要に応じてノードごとにキーストアとトラストストアが生成されます。ノード間の暗号化またはクライアントとノード間の暗号化を有効にしている場合に、構成プロファイルで指定された場所に既存のキーストアまたはトラストストアがないと、証明書の生成が行われます。
- ノードごとにキーストアが生成されると、LCMは、ノードに対する証明書の署名要求を作成し、内部認証局により要求に署名して、生成された証明書をJKS形式のキーストアにパッケージ化します。
- ノードごとにトラストストアが生成されると、LCMはCA証明書をJKS形式のトラストストアにパッケージ化します。すべてのクラスターにあるすべてのノードの証明書の署名に同じCAが使用されるため、自動的に生成されたすべての証明書を検証できます。
LCMによって生成された証明書を使用するには、「LCM以外で生成された証明書の使用」を参照してください。