Lifecycle Managerを使用したDataStax Enterpriseクラスターのインストール

LCMを使用すると、DSEクラスターを簡単にプロビジョニング、構成、およびインストールできます。

OpsCenterのLifecycle Manager(LCM)を使用すると、DataStax Enterprise(DSE)クラスターを簡単にプロビジョニング、構成、およびインストールできます。

LCMを使用する際のワークフローでは、まずOpsCenterを専用サーバーにインストールし、次にLCMを使用してクラスター内のノードでDSEを構成およびインストールします。

始める前に

以下の手順では、次のことを想定しています。
  • ターゲット・マシンはすべてサポートされるプラットフォームを実行している。
  • DSEのインストール先となる各マシンの認証資格(ユーザー名またはパスワード、あるいはSSHキー)がある。
  • OpsCenterのインストール先マシンがDSEのインストール先ターゲット・マシンにアクセスできる。
  • ターゲット・マシンがパブリックDSEリポジトリ、または組織が設定した内部ミラーリングにアクセスできる。

クラスターのトポロジーは重要です。開始する前に、必要なクラスター、データ・センター、ノードの数を特定します。たとえば、データ・センターごとに単一のワークロードを使用するか、混在ワークロード・クラスターを使用するかなど、クラスター内のワークロードの編成方法を決定します。

これらの要件が満たされたら、以下のタスクを指定された順番で実行することによって、LCMを使用してDSEクラスターをインストールします。

手順

  1. Webブラウザーを使用してLifecycle Managerにアクセスします。
  2. オプション: デフォルトのディレクトリーを使用しない場合は、カスタムのデータ・ディレクトリーを作成します。
  3. SSH認証情報を追加して、インストールおよび構成アクティビティーの実行時にLCMがターゲット・マシンにリモートでログインできるようにします。
  4. 組織で使用する開発、テスト、実稼働用の各クラスターに必要なDSE構成を定義する、構成プロファイルを追加します。クラスターが意図的に異種が混在した構成になっていて、全レベルで統一されていない場合は、複数の構成プロファイルを作成して、クラスター、データ・センター、ノードの各レベルで個別に適用します。
  5. リポジトリを追加して、LCMがパブリックDataStaxリポジトリと、組織で設定した内部リポジトリ・ミラーのどちらかからDSEソフトウェアをターゲット・マシンにダウンロードできるようにします。
  6. クラスターのトポロジーを定義します。
    1. クラスターを追加します。
    2. データ・センターを追加します。
    3. ノードを追加します。
  7. クラスター・レベルでインストール・ジョブを実行します。LCMによってクラスター内のすべてのデータ・センターとノードにDSEがインストールされ、構成されます。
  8. ジョブのサマリーと詳細を表示して、保留中のジョブと実行中のジョブの進捗状況を監視します。