カスタムのデータ・ディレクトリーの作成
LCMを使用してインストール・ジョブまたは構成ジョブを実行する前に、カスタムのデータ・ディレクトリーを手動で作成します。
Lifecycle Manager(LCM)によってデータが削除または上書きされないようにするため、LCMでは、デフォルト以外の場所でのデータ・ディレクトリーの作成とそのパーミッションの管理は自動的に行われません。カスタムのデータ・ディレクトリーを使用するには、以下の手順に従います。
注: 以下のコマンド例では、
useradd
コマンドとgroupadd
コマンドが使用されています。これらの例はあらゆる環境を網羅したものではなく、あくまでも用例にすぎません。組織で採用されている一般的なユーティリティを使用して手順を実行してください。手順
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cassandra
ユーザーとグループを作成します。groupadd -r cassandra
useradd -r -g cassandra cassandra
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カスタムのデータ・ディレクトリーを作成して、
cassandra
ユーザーに所有権とパーミッションを割り当てます。mkdir /opt/my-custom-dir
chown cassandra:cassandra /opt/my-custom-dir
chmod 750 /opt/my-custom-dir
- 追加のカスタム・ディレクトリーが必要な場合は、上記の手順を繰り返してディレクトリーを作成し、適切な所有権とパーミッションを割り当てます。