バッチ・オプション
dsbulkコマンドのバッチ・オプション
dsbulkコマンドのバッチ・オプションを指定します。バッチ・オプションは、読み込み時の書き込み前に文をグループ分けする方法を指定します。これらのオプションは、アンロードには適用されません。
オプションは、短い形式(-k keyspace_name
)でも、長い形式(--schema.keyspace keyspace_name
)でも使用できます。
- --batch.bufferSize number
-
バッチ文をフラッシュするために使用するバッファー・サイズ。値を大きくすることでパフォーマンスが向上する可能性がある場合、読み込みデータが未ソートである場合を除き、
maxBatchSize
よりも大きな値を設定しないでください。負の値に設定すると、バッファー・サイズは暗黙的にmaxBatchSize
に設定されます。デフォルト:-1
- --batch.maxBatchSize number
-
挿入されるデータのサイズおよび使用しているバッチ・モードによって異なる、最大バッチ・サイズ。データが大きい場合は値を小さくする必要があります。バッチ・モードでは、
PARTITION_KEY
にはバッチ・サイズを大きくし、REPLICA_SET
にはバッチ・サイズを小さく(10以下)する必要があります。デフォルト:32
- --batch.mode string
-
グループ化モード。有効な値は以下のとおりです。
- DISABLED:文のバッチ化を無効にします。
- PARTITION_KEY:同じパーティション・キーを共有している文をグループにまとめます。これはデフォルトであり、優先されるモードです。
- REPLICA_SET:同じレプリカ・セットを共有している文をグループにまとめます。クラスターが小さく、レプリケーション係数が低い場合は、このモードを使用すると良好な結果になる可能性がありますが、クラスターが大きい場合やレプリケーション係数が高い場合は、パフォーマンスが
PARTITION_KEY
と同等になるか、低下する傾向があります。
デフォルト:PARTITION_KEY