監視オプション

dsbulkコマンドの監視オプション

監視スループットは1秒あたりの処理数で測定され、ここで、処理は単一の書き込みまたは単一の読み取りです。ただし、測定の単位は、書き込みまたは読み取り対象の行のサイズによって、大きく異なります。監視スループットの測定単位にはmb/secもあり、これは1秒あたりの処理数による測定の不規則性を解消します。読み込みワーク・フローでは、典型的なレポートは以下のようになります。
2018-03-14 13:15:48 INFO Memory usage: used: 507 MB, free: 691 MB, allocated: 1,199 MB, available: 3,641 MB, 
    total gc count: 20, total gc time: 346 ms 
2018-03-14 13:15:48 INFO Records: total: 210,755, successful: 210,755, failed: 0, mean: 20,893 records/second 
2018-03-14 13:15:48 INFO Batches: total: 6,602, size: 31.90 mean, 10 min, 32 max 
2018-03-14 13:15:48 INFO Writes: total: 210,669, successful: 210,669, failed: 0, in-flight: 0 
2018-03-14 13:15:48 INFO Throughput: 20,877 writes/second, 1.11 mb/second 
2018-03-14 13:15:48 INFO Latencies: mean 6.29, 75p 2.87, 99p 89.13, 999p 125.83 milliseconds

dsbulkコマンドの監視オプションを指定します。

オプションは、短い形式(-k keyspace_name)でも、長い形式(--schema.keyspace keyspace_name)でも使用できます。

-reportRate,--monitoring.reportRate string

コンソール・レポーターの報告間隔。コンソール・レポーターは、この速度で、現在進行中の処理に関する有用なメトリクスを出力します。1秒未満の時間は、1秒に切り上げられます。

デフォルト:5秒

--monitoring.csv(true | false)

CSVレポートを有効または無効にします。有効な場合、指定されたログ・ディレクトリーにメトリクスを含んでいるCSVファイルが生成されます。

デフォルト:false

--monitoring.durationUnit string

レイテンシー時間の出力時に使用される時間単位。有効な値はすべて、TimeUnit enum定数です。

デフォルト:MILLISECONDS

--monitoring.expectedReads number

読み取りの予想総数。これはオプションですが、設定されると、コンソール・レポーターによって全体的な達成率も出力されます。この値を-1に設定すると、この機能が無効になります。

デフォルト:-1

--monitoring.expectedWrites number

書き込みの予想総数。これはオプションですが、設定されると、コンソール・レポーターによって全体的な達成率も出力されます。この値を-1に設定すると、この機能が無効になります。

デフォルト:-1

-jmx,--monitoring.jmx(true | false)

JMXレポートを有効または無効にします。リモートJMXレポートを有効にするには、起動時に複数のプロパティもJVMで設定される必要があることに注意してください。これは、DSBULK_JAVA_OPTS環境変数を使用して実行されます。

デフォルト:true

--monitoring.rateUnit string

スループット速度の出力時に使用される時間単位。有効な値はすべて、TimeUnit enum定数です。

デフォルト:SECONDS