共通オプション
dsbulkコマンドの共通オプション
dsbulk
を使用するには、一般的にいくつかのオプションが必要です。以下のリストの必要なオプションを指定します。
オプションは、短い形式(-k keyspace_name
)でも、長い形式(--schema.keyspace keyspace_name
)でも使用できます。
- -f filename
-
dsbulk_home/conf/application.conf
以外の指定されたファイルからの読み込みオプション。デフォルト:未指定
- -c,--connector.name csv | json
-
使用するコネクターの名前。
デフォルト:csv
- -k,--schema.keyspace string
-
データのロード、アンロード、またはカウントに使用するキースペース。キースペースの名前を引用符で囲む必要はありません。大文字と小文字は区別されます。
MyKeyspace
は、MyKeyspaceという名前のキースペースと一致しますが、mykeyspaceという名前のキースペースとは一致しません。schema.query
が指定されていない場合は必須のオプションです。それ以外は任意です。デフォルト:未指定
- -t,--schema.table string
-
データのロード、アンロード、またはカウントに使用するテーブル。テーブルの名前を引用符で囲まないでください。大文字と小文字は区別されます。
MyTable
は、MyTableという名前のテーブルとは一致しますが、mytableという名前のテーブルとは一致しません。schema.query
が指定されていない場合は必須のオプションです。それ以外は任意です。デフォルト:未指定
- -url,--connector.(csv|json).url string
- 読み取りまたは書き込みを行うリソースのURLまたはパス。使用可能なオプションは、
-
(読み込み用のstdinと書き込み用のstdoutを表す)とfile
(ファイルパス)です。ファイルのURLは、file
プレフィックスを付けずに、単純なパスとしても表現できます。ファイルのディレクトリーも指定できます。デフォルト:-
- -delim,--connector.csv.delimiter string
-
フィールド区切り文字として使用する文字。
デフォルト:,(カンマ)
- -header,--connector.csv.header ( true | false )
-
ファイルの読み込みや書き込みをヘッダー行から始めるかどうかを有効または無効にします。読み込みに対して有効になっていると、スキーマ・マッピング、
fieldA = col1, fieldB = col2, fieldC = col3
の代わりに、すべてのファイルの最初の空でない行によってレコード・カラムごとのフィールド名が割り当てられます。読み込みに対して無効になっているとレコードにはフィールド名が含まれず、フィールド・インデックスの0 = col1, 1 = col2, 2 = col3
のみです。アンロードについては、この設定を有効にした場合は各ファイルはヘッダー行で始まり、無効にした場合は各ファイルにヘッダー行が含まれません。注: このオプションは、読み込みまたはアンロードされるすべてのファイルに適用されます。デフォルト:true
- -h,--driver.hosts host_name(s)
-
クラスターに初めて接続する際に使用するコンタクト・ポイント。これは、ホスト名またはIPアドレスによりそれぞれが指定された、ホストのカンマ区切りリストでなければなりません。ホストが、複数のAレコードに解決されるDNS名である場合、対応するすべてのアドレスが使用されます。
localhost
をホスト名として使用しないでください(一部のプラットフォームではIPv4およびIPv6アドレスの両方に解決するため)。すべてのホストのポートは、driver.port
を使用して指定する必要があります。デフォルト:127.0.0.1
- -port,--driver.port port_number
-
初めてコンタクト・ポイントに接続するためのポート。クラスター内のすべてのノードは、同じポート番号で接続を受け入れる必要があることに注意してください。
デフォルト:9042