バックアップ場所の追加

サーバー内以外のバックアップ場所を追加または編集します。追加する場所には、Amazon S3またはローカル・ファイル・システムがあります。

デフォルトのサーバー内オプション以外のバックアップ場所を追加または編集します。追加する場所には、Amazon S3またはローカル・ファイル・システムがあります。
重要: Backup Service(バックアップ・サービス)は、デスティネーションの場所のデータと構造を制御する必要があります。バックアップ・デスティネーションは、OpsCenterのみが使用するものとします。これらのデスティネーションに他のディレクトリーやファイルを追加すると、Backup Service(バックアップ・サービス)がバックアップ操作または復元操作を適切に実行できなくなる可能性があります。
バックアップ場所のオプションは以下のとおりです。
  • サーバー内はデフォルトのバックアップ場所で、主にステージング・ディレクトリーです。サーバー内バックアップ・データは元のデータと同じディスク上に存在するため、これらのディレクトリー間にはデータのバックアップと復元時に転送を非常に高速で行うことのできる基本的なハード・リンクが存在します。このオプションを使用すると、ディスク障害時にデータ損失を防ぐことができませんが、キースペースが間違って削除された場合などにすばやくデータを復元できます。
    ヒント: サーバー内以外の別のバックアップ場所を追加することをベスト・プラクティスとして推奨します。
  • ローカル・ファイル・システムのバックアップでは、サーバー上のようなハード・リンクではなく、データのコピー操作を行います。ローカル・ファイル・システムの場所は別のドライブにマウントする必要があります。
  • Amazon S3(Simple Storage Service)は、Amazonクラウドの特定の領域にあるAmazon S3バケットにリンクをバックアップします。
  • Amazon S3互換のバックアップはAmazon S3と互換性のあるストレージ・サービスをバックアップ場所として受け入れます。S3エンドポイントとバケットを指定することで、OpsCenterはS3と互換性のあるストレージ・プラットフォームを使用してデータをバックアップします。
  • Microsoft Azureは、Microsoft Azureストレージ・アカウントの特定のコンテナにリンクをバックアップします。このバックアップ・オプションを使用するには、Azure CLIとAzCopyがすべてのDataStaxエージェントに存在する必要があります。